コラムダービーへ向けて①

2020年5月27日 23:59

題見えない不利

巷ではコントレイル一強ムードからサリオスとの2強などと言われていますが、どうでしょうか。

前哨戦である皐月賞の3着馬を離しての1・2着馬でしたが題材にもあるとうり見えない不利がありました。

皐月賞は中山芝2000mで行われますが、前日はかなり雨が降り不良馬場で行われていました。
当日は、天候が回復し稍重で行われ、やや時計のかかる馬場でしたが後半になってくると時計もでやすくなってきていました。

中山競馬場は、2014年に改修工事があり、暗渠管(あんきょかん)の設置箇所の特徴から第3コーナーくらいから直線までにかけての馬場が回復しやすくなっています。

すなわち、前日の雨から馬場が回復してきている状態で行われていたので、先行していた馬は不利をうけていることになります。馬場が悪い場所で力を使っているわけですから。

サリオスはスタートしてから先行争いに加わり、道中前目で競馬しており、
一方コントレイルは、道中後方待機で、第3コーナーくらいから捲りあげていって勝利。

馬場の悪い箇所でスタミナを使ったサリオス、馬場の良い箇所で加速していったコントレイルの差は1/2馬身。

不利を受けたサリオスの逆転は充分にあるだろう。

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