見出し画像

保険営業よもやま話「【火災保険】 風雪災とフランチャイズ」

先週はずっと雪が降っていた山陰地方。
火災保険のお客さんからは、凍結被害や雪害の報告が何件かありました。

火災保険では、火事だけでなく色んな補償が付いてたりしますが、どんなご契約内容でも風と雪の補償は基本補償となっています。

久しぶりすぎて、数か月前に自分がどんな記事を書いていたかを完全に忘れてました。

良いこと書いていると思いました(笑)


風災と雪害

火災保険でもっとも支払いの件数が多いのが、雪と風の被害です。

「雪で雨どいが壊れた」「雪で屋根の一部が落ちた」「強風で屋根が飛んだ」「強風で壁が剥がれた」

毎年、こんな報告をたくさんもらいます。

もう一度言いますが、風災も雪害も火災保険の基本補償となってます!

大雪の後は、建物の状況を確認して、火災保険の内容ももう一度お確かめください!


免責(エクセス)とFC(フランチャイズ)

以前も免責の話を書いていましたが、もう一つ、注意事項があります。

企業の火災保険や昔の住宅火災保険でよくみられるのが、フランチャイズです。

急に何の話??

って感じですよね。分かります。自分も保険業界に入って2,3年は慣れませんでした。

フランチャイズは保険の専門用語で、免責設定の一種です。

通常の免責とは違い、ボーダーラインの設定の事を言います。

つまり、20万フランチャイズの場合

損害額19万円だと、保険金は1円もお支払いできませんが、
損害額21万円だと、保険金は21万円お支払い可能となります。

これが20万免責(エクセス)の場合だと、

損害額21万円なら、保険金は1万円になります。


何となくわかりますかね?


企業の火災保険では、風・雪災の事故にのみ20万フランチャイズが設定されているケースが未だ多く存在しています。このあたり、保険代理店(担当者)すらあまり理解せず案内しちゃっているケースがありますので、十分にお気を付け下さいませ!


でわでわ~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?