米タイムの表紙を岸田首相が飾ったけどなんかおかしい。
ウィキペディアによると日本人が表紙になるのは多くない様子です。日本の首相でもならない人いるんじゃないかな?なかなか名誉なことじゃないでしょうか?
この「戦後は日本が国際政治のプレイヤーでなくなったことから極めて稀になった。」について、質問があったので別途ノートにしました。
しかしその表紙に物議を醸すことが書いてあって話題になりました。
Japan's choice
Prime minister Fumio Kishida wants to abandon decades of pacifism -and make his country a true military power.
日本の選択
岸田文雄首相は、数十年にわたる平和主義を捨て、日本を真の軍事大国にしようと考えている。
そんなこと考えてないんじゃないですかね。
同誌の岸田総理のインタビュー記事のタイトルがなんかおかしい
同誌に岸田総理のインタビュー記事が載ってるのですがそのタイトルがまたおかしいです。
記事タイトルが
”Exclusive: Prime Minister Fumio Kishida Is Turning a Once Pacifist Japan Into a Military Power”
deepl訳
「独占取材: 岸田文雄首相は、かつて平和主義だった日本を軍事大国に変えようとしている。」
ええ?でも内容と違いませんか?最初は枕で官邸の幽霊の話がのってってその次がこんな感じ
確かに軍事力は強化しますが、あんまり主体的じゃなくて、アメリカの意向によるものって感じですよね。
軍事費についても
えっと、記事中はヨーロッパ全体の防衛費増額とありますが、正確にはNATOの申し合わせですね。それに日本もあわせた。
別に軍事大国というわけじゃないですよね。表題と文中で内容が違うと言って良いと思う。
タイムに日本側抗議する
このあんまりな見出しに日本側は抗議します
表紙は変わらないが記事表題がかわった
というわけで表題は変更になったようです。今の表題は
”Exclusive: Prime Minister Fumio Kishida Is Giving a Once Pacifist Japan a More Assertive Role on the Global Stage”
deepl訳
”独占インタビュー 岸田文雄首相は、かつて平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている。”
残念ながら表紙はかわらなかったみたいです
そしてイツメンがいつもの反応
表題の変更について、いつもの左側の人々が文句を言い始めるまでがセットですね。
共通してるのは表題と文章の乖離を誰も問題視してないということなんですよね。
事実ベースに興味がなく、自分たちに気持ちのいい惹句かそうでないかしか見てない。公平も公正も公明も評価しない、そんな左側の意見の価値なんてもう何もないですよね。
しかしタイムもなんで「軍事大国に変えようとしてる」なんてタイトルにしたんですがね。日本の左が喜ぶ以外たいした意味がなさそうなんですが。
書いたタイムの特派員が元中国支局長だったらしいんですけど、その関係かな?