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人は〆切があれば頑張れる?! - 新曲「Slip Down」配信開始! -

今年の5月に引き続いて、『Tune Core』の配信手数料無料キャンペーンに乗っかるべく、新曲を制作&録音しました…と言いつつ、曲自体は先日、大阪音大の「プロフェッショナル研究」という授業でゲストに呼んで頂いた時に作ったモノなので、正確にはこの為に作ったわけではないのですが。

「プロフェッショナル研究」@大阪音大は、ここ数年、徳永暁人氏にゲストに呼んで頂いていて、プロになった切っ掛けとか、その後の経緯とか、学生さんに対するアドバイスとか、「あーだ、こーだ」とお話するんですが、その肩書が「作曲家」ではなく「ヘヴィメタル・ギタリスト」なので、毎回、自分のテクニックの限界に挑戦するような曲を作って披露しているのです。

「Slip Down」制作のテーマは「Thimble Slide」。スライド・ギター、ボトルネックとか言われたりしますが、ギタリスト同士の会話でも100万%盛り上がらないのがスライドの話題だと感じているので、「Thimble Slide」と言っても何人の人が興味を持ってくれるのか。。。

自分の芸風を「ヘヴィメタル!」とか「様式美!」とか言い出して久しいですが、何故か昔から、その対極にあると言っても過言ではないであろう、泥臭いスライドが好きでした。2004年のZARDのツアーでスライドを弾けたのは嬉しかったなー…いや、当時は全然上手くなかったですが。

で、「Thimble Slide」。通常のプレイとスライドを共存させるべく開発されたモノだと思われますが、オフィシャルHPを見ても、検索しても、僕ほど実際のプレイに取り入れている人はいない!と自負しております。3rd ソロ・アルバム『Found Another Things』収録の「Vague Recollection」「The Thimble Blues」でも全編で使っています。ちなみに、Thimbleとは日本語で指貫きという意味です。

使用ギターは『Found 〜』でもメインで使ったAircraftのストラト。かれこれ20年くらい友人に貸してたんですが、フと思い立って去年の夏、返却をお願いしてから、かなり気に入って弾いています。

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アンプ・シミュレータはUADのSuhr SE100で、Apollo Soloの前にFAT 106Dを繋いで鳴らしているのですが、外部ペダルが実機さながらの効果なのがUADの物凄い所で…って言っても誰も感動してくれません。普通のオーディオ・インターフェイスではあり得ないので、本当に凄いことなんですよ、これ。

ドラムでも初の試みをしていて、可愛い教え子の村上恭平(@kyoheyrock
)がエレドラで叩いてくれたMIDIデータをBFD3で鳴らしてみてます。正直、ヴェロシティの設定とか、かなり手探りで、今回は何処か打ち込みっぽい仕上がりになってしまってますが、色んな可能性を感じられたのも事実なので、今後に期待!です。

しかし…演奏も然ることながら、相変わらずミックスが難しい。時間がギリギリだったこともあるけど、それ以前の問題と言わざるを得ないです。もっとカッコ良い仕上がりに出来るように、日々精進する所存です。

↑「You Tube」やら「Spotify」やら、色んな所で配信されてます。ダウンロードして頂けたら一番喜びます。

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