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UAD-2 Marshall JMP 2203でRandy Rhoadsみたいな音を作ってみた!

毎年この時期、ランディ・ローズを聴きまくるようになります。3月19日がランディの命日なので…って、親族の命日もろくに覚えていないのに。

昨年末に導入したUAD-2のアンプ・シミュレータでランディみたいな音が出せないか?と思って試行錯誤。ランディといえばMXR Distortion +で、中3の時にランディに憧れて買ったモノを今も所有してます。人生で初めて買ったエフェクターがMXR Distortion +です。

10年以上、あらゆるギター・ダビング案件で使い続けてきたNative Instrumets Guitar Rig等とは違って、オーディオ・インターフェイスの前にエフェクターを繋いだら、実機さながらの掛かり具合を感じられるのがUAD-2の凄い所なので、迷わずMXR Distortion +を繋いで「あーだ、こーだ」とMarshall JMP 2203のプリセットを弄りながら試行錯誤していると「オオッ!」と思う瞬間が!特に低音弦でのグリスの再現度が凄いと感じたので、それを元に追い込んでみました。

参考にしてたのは1stアルバム『Blizzard Of Ozz』なので、何かしらその中の曲を弾いてみようかと思ってましたが、どうせならその音でオリジナル曲を作ってみては?!と思い付いて作ってみたのがこんな曲。

- 使用機材 -
□ギター:Fernandes BSV
□アンプ・シミュレータ:UAD-2 Marshall JMP 2203
□エフェクター: MXR Distortion +

「You Tube」にアップされてる「I Don't Know」とか「Crazy Train」のギターのみの音源を聴きつつ似せようと頑張って、わりとイイ線行ったか?と思ってましたが、実際に他の楽器と混ざると追い込み具合が甘いと思わざるを得ない?

ランディの使用機材を見てると、MXR Distortion +以外にもMXR 10 Band Equalizerも使ってたようで、中高域のニュアンスがその兼ね合いなのか、ミックス時の処理なのか、判断が付かず、ひとまずこんな感じに落ち着いた次第で。そもそも、イコライザー持ってないし。

イコライザーといえば、UAD-2のアンプ・シミュレータのセッティングでダイナミック・マイクとコンデンサ・マイクのバランスを変えることで、かなりイコライジングが変わります。当然、アンプのツマミを弄ることでも音は変わるけど、そこで追い込み切れない部分が変わる、というか。録音後の処理も含めて考えると、真相を把握し切るのは難しいですが、実際にスタジオの機材を使うことなく、ここまで色々試せる状況なのは本当に凄いことだと思います。

MXR Distortion + を使ったことがある方なら分かると思いますが、とにかくノイズが多い!ランディも「ノイズの多さに悩んでいた」というのを読んだことがあるけど、実際、この作った音も弾いてない時のノイズは物凄いので、音が出る時にOn、音を切る時にOff という作業をしてます(<勿論、マニュアル。足でOn / Off しながら弾いてます)。それくらい激歪みな音を右手のタッチでコントロールしてたのかな?と、ニュアンスを真似ようとして思いました。

『Diary Of A Madman』は殆どの曲が半音下げチューニングで(<「S.A.T.O.」のみノーマル?)『Bizzard〜』とはかなりニュアンスが違いますね。それが半音下げによる弦のテンションの影響なのか、諸々のセッティングが違っているのか、歪み成分は『Diary〜』の方が多いように感じます。

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