ギターが上手くなるには長所伸長か?短所是正か?

ダメな所を直すよりも良い所を伸ばすべき

というようなことをよく聞く気がするけど、わりと長いことレッスンして来た印象、自分のこれまでの経緯を考えると、絶対に短所是正だ!と言い切れる。

個性を売りにするアーティスト志向の人や、放っておいても出来る天才型の人には必要ないと思うけど、「正確なリズムで、良いトーンで弾ける」=「上手い」と定義するのであれば、絶対に短所是正だと思う。

何処が自分の短所なのか?を見極めるのが難しい場合は分かってる人に教えてもらうのが一番の近道で、それが分かれば地道に修正して行くしかない。人によってはその矯正に時間が掛かると思うけど、やったらやっただけのことはある、と言い切れる。何故なら、未だに短所是正の日々な僕が、見られたらドン引きされるであろう地味な特訓を自分に課していて、それを徹底することで、イマイチだと感じていた部分が確実に改善されているから。

なので、わりとイイ歳になって来て、ギター歴も長くなってるけど、「人生において、今が一番上手い」と言い切れるし、他の人が弾けない理由も、一目見れば指摘出来る。

分かり易いポイントはフォーム。幾ら練習しても弾けるようにならないフォームは存在するし、それは僕の思い込みとか主観ではなく、全て論理的に説明出来る。今まで慣れ親しんで来たことを変える必要性に迫られるし、それなりに時間が掛かるのも間違いないのだが、そのままでは弾けるようにならないことをよく分かっているので、人に教える時、フォームに関してはかなりうるさいという自覚はある。

あと、上手い人達が大体同じようなフォームで弾いているのも、ダメなフォームを修正すべきだという根拠になっている。

力まず、体に負担が掛からないフォームを徹底出来れば、今まで出来なかったことが出来るようになるし、直さなければいつまで経っても弾けないと思う。か、弾けたとしても、体に負担が掛かるので、腰痛とか首、肩、手首の痛みに苛まれるだろう。

気を付けるべきポイントは、また改めて。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?