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甘くみすぎ?!本当は怖いオーバートレーニング症候群


こんにちは!

イクサポです!!

2021年、あけましておめでとうございます!!
昨年度、Physio365を購読して下さった皆様、ありがとうございました。

今年も、少しでも皆様の役に立つ記事を書いていきたいと思っています!
よろしくお願いします!!

さて、スポーツをやっている人なら、一度はオーバートレーニング、オーバーワークという言葉を聞いたことがあると思います。

今年で言えば、自粛期間をあけて部活動などの練習が再開した後などに、急激に練習負荷が上がったことで発生したケースも多いかもしれません。

こういった、過度な運動ストレスによって症状が出てくる状態のことを正式名称では「オーバートレーニング症候群」と言います。


そんなオーバートレーニング症候群ですが、

「ただ、疲労が多すぎるだけだろ。」

と、まだまだ軽視されている傾向にあると思います。


ということで、今回は、

オーバートレーニング症候群がどんな状態で、どんな症状が現れるのかなど詳しく解説していきます!!

それではいきましょう^^


オーバートレーニング症候群とは?

スポーツなどによって生じた生理的な疲労が十分に回復しないまま積み重なって引き起こされる慢性疲労状態。

オーバートレーニングと言われると、一回の練習の負荷が急激に上がったからなるものと思う人もいるかもしれません。

ただ、人間は、身体的、精神的ストレスを受けて一時的にパフォーマンスが下がってオーバートレーニングと同じ症状を呈していたとしても、その後すぐに回復するだけの場合や、回復していく過程で以前よりもパフォーマンスが向上するケースもみられます。

この場合、前者を非機能的オーバーリーチング、後者を機能的オーバーリーチングと呼ぶことがあります。

どちらにせよ、オーバーリーチングでは2週間以内に回復できることから、トレーニングの過程では比較的安全な段階だと判断できるでしょう。

また、パフォーマンス向上を狙ってトレーニング量を増やし、一時的にパフォーマンス低下を伴う機能的オーバーリーチングは、その選手が大きくパフォーマンスを引き上げていく過程で必要な現象であるとも言えます!


それでは、どんな場合にオーバートレーニング症候群が生じてしまうのでしょうか??


オーバートレーニング症候群の原因

これが生じる原因は、

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