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【発祥の地!ドイツから学べ】コーディネーションハックス

こんにちは!

イクサポです!!


いきなり本題ですが、今回はコーディネーションについて書いていこうと思います!!

『あの子、コーディネーション悪くない?』

そんな言葉をよく聞きますが、実際コーディネーションってなんなのでしょうか?

どのように評価・分類がされているのでしょうか?


発祥の地、ドイツの概念をもとに曖昧な部分が多いコーディネーションについて、わかりやすくまとめて行きたいと思います!!


それでは行きましょう^ ^!!




■スポーツにおけるパフォーマンス前提

コーディネーションとはいったい何なのでしょうか?

これを説明するためにはまず、スポーツにおけるパフォーマンス前提について知ってもらう必要があります!


パフォーマンス前提とは読んで字のごとくパフォーマンスを考える上での前提条件であり、ドイツでは多くの場合以下のように考えられています。

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大きく外的なものと内的なものに分けられます。

外的なものには天気やピッチコンディション、観客などのいわゆる環境要因が該当します。


内的パフォーマンス前提はさらに形態的なものと行為的なものに分かれます。

内的なもの中でも形態的なものには骨格や筋繊維タイプなどが数えられます。


ここまで挙げられてきたパフォーマンス前提は、基本的に選手自身の努力ではなかなか変えることができないものです!

そのため、指導者としてトレーニングを通して改善に取り組めるのは、

主にもう一方の行為的パフォーマンス前提になります。



行為的パフォーマンス前提はさらに5つの要素に分解されます!
その中の1つとしてコーディネーションは位置付けられています。

5つの要素はそれぞれ互いに影響しあっており、その中で何かに特化するもバランスを取るも全ては選手と指導者次第です。


つまり、行為的パフォーマンス前提においては

全体を見渡しながら細部にこだわれるか

が重要になります!!


また、コンディション能力とテクニック/コーディネーション能力を合わせ

運動学的パフォーマンス前提

と言われます!


コンディション能力
⇨主にエネルギー系の前提条件
テクニック/コーディネーション能力
⇨主に情報系の前提条件

と定義されてきます。



ここでの情報系とは、

・視覚
・聴覚
・皮膚感覚
・深部感覚
・平衡感覚

などによる情報入力から、それに対処するまでのプロセスに関連するものをいいます!


なお、テクニックとコーディネーションは別物でありながらも非常に多くの共通点や相互作用が存在する関係性の強い能力とされています。



■コーディネーション能力とは


ドイツにおいてコーディネーションは主にこのように説明されています。

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