【徹底解説】股関節前面痛の謎を深堀る!
こんにちは!
イクサポです!!
今回は現場でよく遭遇する股関節の痛みに関して書いていこうと思います!皆さんは選手から
「股関節が痛い」や「股関節が詰まる感じがする」
などの相談を受けたことがあるでしょうか?
この時、皆さんはどのような対応、状態を考えますか?
ストレッチがファーストチョイスになっていませんか?
それも1つの方法ですが、もう少し思考を深くし、痛みや詰まりの原因に対して考えることができればアプローチの幅は格段に広がります。
今回は、
『股関節前面の痛みやつまり』
に関して、さまざまな視点から深堀りして書いていこうと思います!!
股関節の痛みやつまりに対するエクササイズはこちら!!
股関節の痛みとつまりの原因
痛みの一つのパターンとして
「股関節インピンジメント」
が挙げられます。
インピンジメント(impingement)とは“衝突“を意味する言葉です。
つまり股関節を可動させる際に股関節内で衝突しているということです。
では、何と何が衝突して痛みが出るのでしょう?
大腿骨頭と臼蓋縁(骨盤側)が衝突することで痛みを感じます
特に関節唇は自由神経終末を豊富に含むため疼痛が惹起されやすいという特徴があります。
また、関節包内での骨頭の動きとして屈曲45°で骨頭中心は前下方、伸展15°で前方へ変位すると言われています。さらに股関節唇損傷の大半は前上部に認められたとも報告されています。
ここから
股関節のインピンジメントでは前方での衝突が多い
と想像ができます。
ここまで大まかに痛みがどういう風に出るのかを説明しました。
では、この鑑別はどのようにするのでしょうか?
❶ FADIRテスト
❷ FABERテスト
❸ Thomasテスト
1つ1つ見ていきましょう!!
❶ FADIRテスト
これは前方インピンジメントテストとも呼ばれています。
股関節を屈曲・内転・内旋位に持っていき、痛みやつまりがあるのかを見ていきます。
また同時に股関節屈曲をした時に足が外側に流れてしまうかを確認しておきましょう!
流れてしまう人は、
育成年代のフィジカルサポートの環境改善に使わせて頂きます!🙇 皆さんの力で日本サッカーを発展させて行きましょう🔥