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本当の基礎から学ぶ前十字靭帯損傷〜術式と術前リハビリ〜
こんにちは!!
イクサポです!!
今回は前回書いた前十字靭帯損傷の続きを書いて行きます!
前回の記事はこちら↓↓↓
今回は、
術式と術前リハビリ
についてまとめて行きます!!
前十字靭帯損傷は、術式によってリハビリ時に気を付けるポイントが異なります。
また術前リハビリテーションを適切に行うことによって術後の機能回復や予後にも大きく影響してきます。
そのため、術式の理解と術前リハビリテーションについて知っておくことは非常に大切です。
それでは行きましょう!!!
主な術式は2つ
前十字靭帯損傷時に行われる主な術式は2つあります。
① ハムストリング腱による移植再建術
② 骨つき膝蓋腱による移植再建術
簡単に分けると①は時間をかけて筋肉が靭帯化するのを待つ方法, ②は骨の穴に骨付きの腱を入れて,骨と骨がくっつくのを待つ方法です。
どちらの手術も基本的には関節鏡下で行います!
それではそれぞれの術式について詳しく見ていきましょう!!!
❶ ハムストリング腱による移植再建術
STG法(The semitendinosus and gracilis)と省略されます。
ST=半腱様筋, G=薄筋です。術後の膝屈曲筋力は健側と比べてSTのみの採取では95.7%でしたが、STGになると91.9%まで長期で低下したと報告があります。そのため、スポーツ選手などのパフォーマンスを優先する場合はSTのみでの再建が多いです。
こちらの動画を見ていただければ分かりやすいと思います!
簡単にまとめると、
①元々の前十字靭帯の除去
②移植腱の準備(ST腱の採取)
③骨孔の作成(脛骨, 大腿骨)
④移植腱を挿入し、ネジ・ボタンで固定
1重束と2重束の違い
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