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スポーツ選手を見る上で持つべきトレーニングコンセプト


こんにちは!

イクサポです!!

もう2019年も終わりに近づいてきました!
みなさんはこの1年どんな1年でしたか?


自分は漢字一言で表すなら

『 新 』 ですね!

新しい環境で仕事を始め、新しい人と出会い、新しい経験を沢山した年でした!


来年度は、さらに成長できるように頑張っていきます!

来年やることリストはこちら👇


さて、今年最後の記事は、僕がスポーツ現場でフィジカルトレーニングを行う上で大切にしている概念や考え方について書いて行こうと思います!


トレーナーやフィジカルコーチが現場でフィジカルトレーニングや傷害予防のトレーニングを行うことは多いと思います。

加えて、人の問題で指導者がフィジカルトレーニングを行わなければならない場合も出てくるでしょう。


このとき、ただトレーニングをしているだけでは選手はよくなりません。
自身が行っているアプローチの考え方やそのアプローチを行う意味を理解して実施することが大切です!!


今回は、自分が行っている例も紹介しながらまとめていきます!!!

それでは行きましょう( ^∀^)!





脳はタスク・課題志向


まず、動作や機能について考えていきます!

何かの動作を行うとき、私たちの脳はどのように働いているでしょうか?


例えば、洗濯物を干すという動作をするとき、脳から腕に命令が伝達され、左右の腕を動かして洗濯を干すという動作を行います。

それではこの脳からの伝達はどのようなものでしょうか?
個々の筋肉や関節に対する情報を伝達しているのでしょうか?


基本的に脳から伝達される情報というのは、個々の筋や関節に伝わるのではなく、動作のパターンとして伝達されます。

つまり、タスクや課題に合わせた動作パターンの情報が伝達されることで、1つの『洗濯物を干す』という動作ができているのです!


加えて、この動作パターンは非常にシステマチックに構成されています!

『洗濯物を干す』という動作を行う場合、

① 体幹の筋肉が収縮し、腹圧を高める
② 肩甲骨周囲の筋肉が安定性を高める
③ 三角筋前部が収縮して腕を上げる
④ 手指や上腕の筋肉が収縮して、洗濯物をハンガーにかける

このような身体の筋肉の収縮や関節の固定などが滑らかに、そして同時に行われています。

このように私たちが日々行っている様々な動作は、非常に高度な動作パターンとして脳から伝達され実行されているのです!




動作を鍛える or 筋を鍛える


それでは、私たちがフィジカルトレーニングを行うときは、どのようにアプローチを行えばいいのでしょうか?


ここでは2つのアプローチについて紹介していきます!

この下の表を見てください!

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