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アスリート必見!!動作から紐解く運動学的腹筋トレーニング 〜腰痛予防の観点から〜

こんにちは!!

イクサポです!!

今回は、「腹筋トレーニング」についてまとめます!

普段Youtubeなどで「腹筋」「トレーニング」「きつい」などの検索ワードを入力して動画と一緒にトレーニングしているアスリートも多いでしょう。

僕も自粛期間中は自宅で腹筋のトレーニングを毎日やっていました。

ただ、ふと思うことがあります。

「意味あるのか?」

そう、腹筋のトレーニングは色々あります。

ただ、それらのトレーニングの効果の違いや、解剖学的にどの筋肉を主として働かせているのかなどは普段意識していないでしょう!

今回は、動作にスポットをあてて、有名な2つのトレーニングを軸に、解剖学的にどのような効果があるのかを考えていきます!!

また育成年代でもよく生じやすい腰痛という観点からも考察していきます!

それではいきましょう^ ^


超有名な二大腹筋トレーニング

いきなりですが、有名な2つのトレーニングというのは、

「クランチ」と「シットアップ」です。

意外と言葉だけではピンと来てない人も多いのではないでしょうか??

以下の図が2つのトレーニングです。

クランチ

画像1

シットアップ

画像2

皆さんの声聞こえましたよ!


ほぼ一緒やん!!!


確かに非常に似ているエクササイズですが、実は異なる点が多々あるエクササイズなんです。

次に2つのトレーニングについて詳しく見ていきましょう!


❶ クランチ

クランチは代表的な腹直筋のトレーニングで、メインの動作は「腰椎(広義に捉えれば脊椎)屈曲」です。

運動のポイントは、おへそ(L3またはL4)を支点にして、腰椎を屈曲し、上体自体は約30°(肩甲骨が地面から離れるくらい)まで上げることです。30°程度であれば腰椎屈曲のみで、股関節屈曲がほとんどありません。

腰椎屈曲運動なので、主働筋は腹直筋となり、骨盤後傾が促されます。

つまり、

支点L3(へそ)⇨腰椎屈曲⇨主働筋:腹直筋⇨骨盤後傾

という流れになります。

また、トレーニングのメリットとして、

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