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育成年代のピリオタイゼーション 〜選抜方法から見る特徴〜


こんにちは!

イクサポです!!

今回は育成年代のピリオタイゼーション について書いていきます!!
特に育成年代の選抜についてフィジカル的な視点から迫っていきましょう!

サッカーの1つとしてトレーニングを捉える

まず、このテーマを語る上で欠かせないのが、レイモンド・フェルハイエン氏です。
レイモンドは、ピリオタイゼーションをサッカーに特化させた第一人者で、2000年以降すべてのW杯と欧州選手権にスタッフとして参加しています。

特徴として、
これまでサッカーに関わる各専門分野の人たちは、それぞれの分野の専門用語が用いられ、サッカーの性質を持たないトレーニングが行われていました。

そのため、レイモンドは、科学的な専門分野もサッカーの一部と捉え、サッカーの言語でそれぞれの分野について表現するようにしました。

例えば、「有酸素能力」という専門用語もサッカーの世界では、90分走り続けることができない能力と表すことができます。
「あの選手は持久力がない」という表現も、サッカーのプレー状況に当てはめると、「攻撃から守備への切り替えで中央に絞れない」という具体的な表現で表すことができます。

このような構造を築くことで、
独立した分野のトレーニングをするのではなく、科学的要素を含んだサッカーのトレーニングを行うことができるようになります。

これは他のスポーツ、なんなら医療界でも同じですよね!
そのスポーツに関わる全ての人が共通した言語を持てば、とてもスムーズに情報のやり取りができます。医療においても他職種が共通した言語を持てば、よりより連携が取れます。
この辺りがスポーツ界においても医療界においても見直すべき点なのかなと感じました。

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育成年代はフィジカルがすべて?

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