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【世間の常識を疑え!】 超回復理論の脆弱性を暴く!!

こんにちは!!

イクサポです!


昨日、僕のTwitter1万人突破記念の無料セミナーを行いました!

今回のテーマは

『フィットネスと疲労をデータで可視化する』

でした。

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1時間のコンパクトの時間設定でしたが、約30名の方が参加してくださり、現場でデータをどのように活用していくのかについてお伝えしました!

参加してくださった方々には、トレーニング負荷管理ができる開発中のアプリのβ版を配布しました!!

個人的にも非常に楽しかったですし、参加者の皆さんも満足してくださった方々が多かったので、今後も定期的にやっていこうと思います!!



それでは、本題に移ります!!

今日はなかなか挑戦的なタイトルになってます。笑


今回は、上記のセミナーに付随して、世間で非常に多く使われている

『超回復理論』

について深掘りしていこうと思います。

わかりやすい理論であるため、今や専門職である僕たちだけでなく、一般の方々にも浸透してきており、メディアにおいても頻繁に使われていますよね。

ただ、実はなかなかツッコミ所がある理論なんです。これ。

なので、2週間連続で超回復理論はどんな理論なのかという部分から、理論の弱点や、より洗練された理論についても説明していこうと思います!

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それでは行きましょう!!


超回復理論とは??

一般的に広がっている概念として以下のようなものがあります。

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・トレーニングをすると、筋線維が破壊され一時的にパフォーマンスが落ちる。
・トレーニング後48〜72時間ほどで筋肉は修復されていく。
・回復が終わると以前より少しパフォーマンスが上がる。この状態を「超回復」と呼ぶ。
・この段階でトレーニングをすると、次の超回復でさらにパフォーマンスは上がる。
・48時間〜72時間の間隔でこのサイクルを繰り返すとパフォーマンスを効率にあげていくことができる。


最初に行っておくと、超回復理論も理論としては成り立っている理論です。しかし、少し単純すぎるというだけです。


そのため実は、トレーニング初心者には非常に使いやすい理論なんです。

なぜなら、

『トレーニング後にしっかり休んで、しっかり栄養をとればパフォーマンスは上がりますよ』

ということを理解してもらうのには非常にわかりやすいからです。
しかし、この理論を使ってトレーニング熟練者やアスリートがコンディションやパフォーマンスをあげていこうとすると失敗します。


超回復の元になった汎適応症候群

そもそも、超回復理論の土台になった概念があったことはご存知でしょうか??

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