機能解剖学から考える多裂筋トレーニング
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イクサポです!
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今回は、『多裂筋』について書いていきます!
学校とかでは、あまり深く習わなかった筋肉ですが、臨床では非常に重要な筋肉になります。
多裂筋の機能や役割を押さえた上で、トレーニングにおけるポイントについてまとめていきます!!
それではいきましょう^^
多裂筋とは?
起始
仙骨後面及び全腰椎乳様突起、及び副突起、胸椎横突起、頚椎4~7の関節突起から起始。
停止
隣接する2~4椎骨上の棘突起に停止。
運動
脊椎の回旋(反対側), 椎間関節の固定, 側屈(同側), 伸展に作用。
しかし、収縮しても大きな体幹の運動は出現しない。
神経支配
脊髄神経後枝
多裂筋は背中の脊柱に付着し、小さく、細かい筋肉が連なるようにして形成されています。
多裂筋は脊柱起立筋などの背中〜腰のアウターマッスルの深層に位置するため、触診などで直接皮膚の上から触ることは基本的にできませんが、仙椎部の多裂筋は比較的表層に位置するため、マッサージなどの徒手で刺激を与えることは可能です。
多裂筋の構造は、頸椎部から始まり、仙椎部まで続く長い筋肉ですが、腰部で筋束が太くなっています。
これは最も可動性の大きい腰椎部の可動性をコントロールするのに多裂筋が重要であるということを示唆しています。
多裂筋の機能と役割
脊柱(いわゆる背骨)は32個程度の椎体と呼ばれる骨が連結して構成されています。
部位によって、上から頚椎、胸椎、腰椎、仙椎と名称が異なり、頸椎部では回旋しやすいように、腰椎部では屈曲・伸展が行いやすいように、それぞれの人体の運動に適した形で骨の形状が若干異なります。
この椎体は、骨の形状だけでなく、靭帯や筋肉、神経によっても連結が強化され、その安定性・固定性が保たれています。
多裂筋は椎体に付着し、椎体同士の連結を強化するのに役立っています。
脊柱の椎体は、骨による支持が後側方の椎間関節のみで、あとは椎間板ヘルニアで有名な椎間板で主に固定、衝撃吸収が行われています。
よって、脊椎は骨による支持が乏しいことが特徴です。
これは、脊柱の機能的な役割として、
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