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身体の柔らかさは本当に必要なのか?柔軟性への疑問

こんにちは!

イクサポです。

昨日は、『運動制御理論の観点から導く体幹トレーニングの再考』というテーマでセミナーをしました!!

・運動制御の歴史
・姿勢制御と運動制御
・スポーツ動作と運動制御
・体幹の働きと運動制御
・実践的体幹トレーニング

上記の内容を1時間に詰め込んであります。

またアーカイブ動画と資料をつけておくので、ライブで見れなかったや復習用にお使いください!

それでは本題に移ります。

みなさん身体が硬い選手に対してなんて声をかけますか?

『しっかりストレッチしろよ〜』

はよく現場で言われている言葉だと思います。

でも、身体の硬さってなかなか改善しないですよね?
そもそも改善した方がいいのでしょうか??

今回は、身体は本当に柔らかい方がいいのかという観点で書いていこうと思います!

それではいきましょう^^


柔軟性の常識を疑う

身体は柔らかい方がいいと思っている指導者は圧倒的に多いです。
身体が硬い → 怪我をする という典型的なパターンをヒトは好みます。

柔軟性が高い方が、パフォーマンスが高くなり、怪我も減るかというと一概には断言できません。

今回は、足関節の柔軟性から考えてみます。
足首の柔軟性をみる簡単なテストがあります。

踵をつけた状態で、しゃがみこみができないと足首が硬い(足関節の背屈制限)と判断することができます。

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詳しくはこちらの記事を参考にしてください!

実際にこの足関節の背屈制限は、様々スポーツ障害と関連があると報告されています。

挙げられているだけでも、アキレス腱障害、膝蓋腱障害、足底筋膜炎など、慢性的な障害との関連がしてきれています。

基本的には、足関節の背屈制限にはアキレス腱のストレッチが有効とされています。

柔軟性の低さ(硬さ)がパフォーマンスを上げる?

スポーツの場面においては、身体が硬い方が有利な場合もあります。

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