女性アスリート三主徴から考える傷害予防
おはようございます!!
イクサポです!
本日は、女性アスリートに関することについて書いていこうと思います。
継続的に厳しいトレーニングを行っている女性アスリートの健康障害も問題視されており、『女性アスリートの三主徴』というものがあります。
この三主徴を予防・改善することが、女性アスリートのさらなるパフォーマンス向上や障害予防、健康問題の改善につながります!
女性アスリートに関わってる方々はぜひ知っておいてほしい内容です!!
それではいきましょう^^
女性アスリートの三主徴とは?
女性アスリートの三主徴つ以下の3つです。
【三主徴】
・Low energy availability(エネルギー不足)
・無月経(生理)
・骨粗鬆症
これら3つの関係性を示した図が以下の通りです!
この3つは特に重要なため、注意する必要があります。
では、なぜアスリート女性の三主徴を予防しなければならないのでしょうか。
三主徴を予防する理由とは?
競技種目によってパフォーマンスを向上させるためにスリムな体型を求め、食事の摂取量を減らし減少を図る選手が多くいます。
しかし摂取量を抑えることで、利用可能なエネルギー量が減ってしまいます。
これによりホルモンバランスが崩れ骨密度の低下につながり、この状態で厳しいトレーニングを継続することで疲労骨折や貧血、靭帯損傷などの大きなトラブルを引き起こしてしまいます。
しかし『女性アスリートの三主徴』に対し意識が低いのが現状です。
以下のような報告もあります。
わが国のトップアスリートの婦人科受診率は4%、月経困難症を認めるアスリートでの受診歴も10.6%と、十分な対策がなされていない現状にある
このようにアスリートの三主徴が重要と言われながらも対応が追いついていません。
アスリートの三主徴に対し、スポーツアメリカ医学会(ACSM)や国際オリンピック委員会(IOC)は予防等の対応が必要と呼びかけています。
利用可能なエネルギー不足とは?
スポーツをする上でエネルギーはとても重要で、エネルギー不足になるとホルモンバランスの崩れなど、さまざまな影響がカラダへ生じます。
三主徴の一つである『Low energy availability』のenergy availability(以下:EA)とは、エネルギー摂取量から運度によるエネルギー消費量を引いた値のことです。
このenergy availabilityが低い状態(Low)が、Low energy availabilityです。
以下のような報告があります。
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