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統合報告書アワード 雑感

 確定申告、法人設立直後ということであまりにも忙しくて、日経統合報告書アワードの結果を追えてなかったのですが、ようやくキャッチアップすることができました。

結果は

グランプリ=伊藤忠商事、オムロン、レゾナック・ホールディングス

E賞=日本航空
S賞=住友金属鉱山
G賞=日立製作所

準グランプリ=塩野義製薬、J. フロント リテイリング、東京応化工業、東京海上ホールディングス、TIS、村田製作所

新人賞=ニッスイ
審査員特別賞=商船三井

優秀賞=アサヒグループホールディングス、アステラス製薬、伊藤園、ANAホールディングス、エヌ・ティ・ティ・データ、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、オリックス、カプコン、ゴールドウイン、小松製作所、コンコルディア・フィナンシャルグループ、シスメックス、積水化学工業、双日、ソフトバンク、SOMPOホールディングス、第一三共、大和証券グループ本社、大和ハウス工業、TDK、デンソー、東レ、豊田通商、南海電気鉄道、ニチレイ、日清オイリオグループ、NIPPON EXPRESSホールディングス、日本碍子、日本特殊陶業、野村総合研究所、阪急阪神ホールディングス、不二製油グループ本社、三井住友トラスト・ホールディングス、三井物産、三菱ケミカルグループ、三菱地所、三菱商事、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ミネベアミツミ、リコー、りそなホールディングス

             参考:第2回日経統合報告書アワード受賞企業

となりました。気になったのはレゾナック・ホールディングス(旧:昭和電工)です。私が記憶する限り、同社は日経アワードでの上位入賞は過去になかったと思います。

それがいきなりのグランプリですから大金星です。冊子を読むと、ビビッドなデザインとカジュアルな服装の社長が印象的です。ただ、社長メッセージでは(昭和電工マテリアルズとの経営統合の影響もあるのか)具体的な経営指標や財務戦略が語られていません。冊子の構成も継ぎ接ぎ感が漂います(特に執行役員からのメッセージや財務・資本戦略の部分)とはいえ、冊子のイメージからはフラットな雰囲気で風通しの良さを感じる職場に思えます。JTCの古臭いイメージは感じられないのでイメージ戦略としては大成功でしょう。このカジュアルなスタイルを提案した制作会社も賛否両論が出そうなアイデアをよく提案したと思いますし、レゾナック・ホールディングスもよく理解して採用したなと思います。興味がある方はぜひ読んでみてください、新しい発見があると思いますよ。


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