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福岡空港のTSUTAYAラウンジが便利すぎた

先日、久々に福岡へ一人旅に出かけた。
その帰路、福岡空港から東京へ戻ることになった。

広い空港で待ち時間持て余す

一人旅の時はいつも空港に早めに到着して飛行機に搭乗するまでゆっくり時間を過ごすことにしているのだが、福岡空港は市内からのアクセスが良すぎてむしろ時間の使い方がわからない。。。

とりあえず、屋上の展望台で離着陸する飛行機を眺めてみる。
30秒で飽きる。

お土産を物色する。
どの店も同じような物を販売していて5分で飽きる。

さてどうしたものか。
クレジットカードの特典で利用できる空港ラウンジを利用する手もあるのだが、大体いつも大勢の出発客でごった返していて落ち着かない。

そんな時に福岡空港3階のTSUTAYA書店に併設されたラウンジの存在を知った。

書店の奥に広がるラウンジスペース

実際に訪れてみると、ラウンジというより「シェアオフィス」といった感じだ。
書店に入って、書籍販売のエリアを奥へ進むとラウンジの入り口が現れる。

そこから先へは、利用申し込みをした者しか進むことができない。

しかし、そこから覗き見える光景は、まさに空港内で行き場をなくした難民(私だ)にとっての約束の地、ユートピアのようだ。

外光が入る明るい空間に作業しやすいデスク。ゆったりと座れるであろうことが一目瞭然のソファ。壁の書棚に並べられた大量の漫画本。フリーの飲み物に菓子類。さらに窓際のカウンター席から見える滑走路や搭乗ゲートに待機している航空機の数々。そして、スマホを好きなだけ充電できるコンセント!

まばゆい・・・

いま、私が求めているのはまさこの空間なのだ。
そうして、私は早速このラウンジを利用してみることにした。

利用手順

ここで簡単に利用手順を紹介しよう。

当日利用の場合

1 書店の有人レジカウンターでラウンジ利用を申し込む
2 ラウンジ利用者用のカードを渡されるので、首にかけて入室
3 空いている席を利用

アプリで事前予約する場合

1 スマホに「シェアラウンジ」というアプリをインストールする

App Store
Google Play

2 アプリを起動してログインする
3 “空席確認/予約”メニューから「店舗」「利用日時」 「座席タイプ」「人数」を選択して予約完了

料金

  • 30分利用: 
    330円(キッズ料金)
    660円(ソフトドリンクプラン)
    825円(アルコールプラン)

  • 延長30分:
    165円(キッズ料金)
    330円(ソフトドリンクプラン)
    550円(アルコールプラン)

  • 1日利用(3時間以上):
    1,100円(キッズ料金)
    2,200円(ソフトドリンクプラン)

詳細はこちら:https://tsutaya.tsite.jp/store/fukuoka-airport/

滑走路を眺めながら出発まで思いのままに過ごす

申し込みが完了し、早速ラウンジエリアに足を踏み入れる。

ラウンジのパス

受付でパスを受け取り、首から下げて席へ移動する。
ちなみにWi-FiのIDとパスワードはパスに記載されている。

席を確保したら、フリードリンクやスナック類を求めてドリンクコーナーを物色。

冷蔵庫にはフレッシュなフルーツジュースが並び、他にもコーヒーを淹れるマシンがある。ビールサーバーも置いてあるが、お酒は「アルコールプラン」を申し込んだ人だけが利用可能だ。

ちなみにアルコール類のレパートリーも結構豊富だ。

私は窓際の席を確保して搭乗時刻まで締切の迫った原稿に手をつけることにした。
窓からの光が明るく差し込み、快適だ。作業にも集中できるし、旅の間酷使して電力を喪失しかけていた瀕死のスマートフォンも充電しておける。

なにが良いって、窓越しに飛行機が見えること。
幼い頃から航空機マニアの私としては、夢のような空間だ。

作業をしつつ、離発着する旅客機を眺めて、ドリンクを飲む。
嗚呼、ずっとこうしていたい。。。

だが、楽しい時間というのはあっという間に過ぎるものだ。
集中できたおかげで原稿は無事書き終え、ちょうど搭乗時刻が迫ってきた。


こうして、TSUTAYAのラウンジを満喫して帰りの便に搭乗し、福岡に別れを告げた。

地方空港ではチェックインを済ませてお土産を買い終わると、何もすることがなくなってしまうのだが、福岡空港のTSUTAYAのラウンジのおかげで有意義に過ごすことができた。

次回福岡に行く機会があったらぜひまた利用したい。

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