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千葉から出てた快速その2

昨日書いた千葉から出てた快速の終わりで、1991年に千葉ー君津・上総一ノ宮に快速があった話をした。昨日書いたのとは違い、こちらは日中1〜2時間に一本の割合で113系6連を使用して運転されていて、停車駅は当時の総武快速と同じだった。

誕生は1991年3月のダイヤ改正。千葉から内房・外房への利便性強化のために設定された。総武・成田線には設定されなかったがこの方面は既に成田空港へ向けての快速が走っていたため、必要無しと判断されたのだろう。ただこれとは別に成田空港へ行く総武快速に分割・併結するような形で1日1往復だけ八街や鹿島神宮に行くようになった。

話を内・外房線に戻して、この快速はそこそこ利便性は良かったと思う。乗車した事は無かったが、この当時千葉県茂原市に住んでた関係もあって、この快速とすれ違った事があった。そこそこ人は乗ってた。

1992年3月のダイヤ改正でこの快速が全て各駅停車になり、消滅した。利便性は確かにあったと思うが、通過駅、特に鎌取や土気あたりから不満の声が上がってた事が大きいと思われる。そのために全て各駅停車になったのではないだろうか。

おそらく、現代に復活したところで通過駅住民から文句言われるのが関の山だし、総武快速自体もかつてと違って、現在は千葉を出たらほぼ各駅停車では意味がないんだろうな…

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