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【IDEOU】Assignment1_Practice Observingの実施

自分は以下のテーマを選択している。

「どうすれば70歳の人々へ新しい商品やサービスを提供できるか?」

背景についてはこちらの投稿をご参照。

Assignment1は自分の選択したテーマについて、対象とする人を観察する計画を立てて、実際にフィールドワークをするというもの。

自分は自宅周辺に住む70歳の人たちが健康に対してどういった取り組みをしているかを観察する計画を立てた。Offlineの観察だけでなく、Onlineでの観察についても観察する計画を立てることを進められており、WebやSNS等でも関連しそうなものを自分で探す。こういった計画段階の部分からメンバーと共有することになっており、学習する体験がうまくデザインされている。

自分は日曜の朝から近所の公園へ張り込んで、地域で行われている朝の体操運動の集まりの観察と大きめのウォーキングコースのある公園で行動観察を実施(以下はその一部)。

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親族を除いて、この年代の方々と接することはほぼない自分にとって、このアクティビティは非常に新鮮なものだった。70歳の方のことをよく考えたことがなかったなと改めて実感。”高齢者”と一言で括るのはあまりに乱暴。自分のバイアスなしにありのままを観察していく。

気づきとしては、体の健康だけでなく、精神面の健康についても関心が高い。特に彼らは人とのつながりを大切にして、コミュニティを作って自主的に活動を行っているようなケースが多い。また、自分たちのように何かウェアラブル機器などを持っていることはほぼなく、腕時計もつけていない人が多い(一方で、ウエストポーチや日傘などは高い頻度で持っている)。こういったことからも”70歳向けの新たなデバイス”みたいなものは行動様式を変えることが求められることからも、ビジネスとして成立させるハードルが高いこともわかってくる。さらに、SNSへの関心も低く、リアルな関係を大切にしている。

気になったのは彼らの情報の入手経路だが、市民体育館にあるようなチラシ(写真)や町の掲示板にあるポスター、最も多いのが口コミのようだ。自分の世代では考えられないほど、アナログだが、デジタルで探すのは色々な制約からハードルが高いと想像できる。

自分は以上のような観察をしたが、他のメンバーのものもオープンになっており、相互にフィードバックをしあう仕組みになっている。コロナの影響から自分の親を観察してあげている人が多かった。ほとんどの70歳がデジタル技術に疎い一方で、中にはZoomで友達と一緒にヨガをして、別の友人とも会話をして、、といったデジタルに強い人もいるようだった。一概に国によって違うわけではなく、所属するコミュニティの影響が大きいようだ。

以上でLesson1 Observeが終了。次回からLesson2 Interviewについて学んでいく。



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