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アラフィフ転職 完全ガイド 無料公開③最強の履歴書作り

最強の履歴書を作成する

転職を実行に移す前に必ず作成しなくてはならないのが履歴書です。採用は書類選考から始まります。履歴書の内容で一次面接に進むことができるかどうか決まりますので、ここは全力で命を懸けて作成をすることが必須になります。

逆に完璧な履歴書が出来ていないのであれば転職活動を進めない方が良いです。

私は転職を意識し始めた時から作り始め、実際に行動に履歴書を送付するまでに3年ありましたので、20版以上は作りました。自分のこれまでの仕事を時系列で書いていき、担当した仕事の内容を分析し、先方に何をクローズアップ(自分のセールスポイント)して伝えるのか、実際に客観的な評価や実績、写真など詳細な資料は残っているのか?など社会人人生の棚卸をしていきながら腰を据えて作り込んでいきました。

履歴書を作っている過程でも新規で取り組み成果が出た仕事を書き足していくことが大切で、昔になればなるほど評価は低くなります。時代が違うため、どれだけ凄い実績であったとしても再現性に乏しいからです。残念ながら「昔の自慢話はもういいよ」と思われるのが関の山です。

反面、直近の実績は生々しく、その人の今の実力をリアルに表わしています。つまり直近の仕事の実績が一番評価ポイントが高いわけです。2年前の首位打者と今年の首位打者の評価では年俸が違うのと同じです。評価の大きさは「実績の大きさ ÷ 現在からの時間量」。例えば、評価の大きさ(凄さ)が100としても、10年前であれば「100÷10」で評価ポイントは10ポイントですが、直近で評価の大きさ(凄さ)が50の仕事を成し遂げたのであれば「50÷1」で評価ポイントは50ポイントです。結局「今」、何をしているのか、何ができるのか、が問われるため、転職する人こそ貪欲に仕事の実績を取りに行くべきだと思います。

転職後の待遇に反映するなどリターンが高い仕事となりますので、逆に通常よりモチベーション高く仕事に取り組めると思います。(実際に私もそうでした)。

面接は履歴書を見ながら、気になった仕事について掘り下げて質問があり、その人の実力を見るためのツールですので、具体的かつ動かしようの無い客観的評価を入れることを心掛けてください。

例えば「〇〇〇事業を立ち上げた功績が評価され、翌年課長に昇進」となれば、事業開発の社内評価が高いことが証明できますが、「〇〇〇事業を立ち上げた」だけでは、どれだけ凄い事業なのか分かりません。ひとりぼっちで事業を立ち上げる訳でもありませんので、そのプロジェクトメンバーのひとりに選ばれただけである可能性も否定できないからです。

他にも「開発した〇〇が全日本〇〇賞を受賞」であれば、WEB上で客観的事実として証拠が残っているので、履歴書や添付書類にURLを付けることで客観的証明をすることができます。嘘を言っても結局、その経験をしたひとでしか知り得ない話をしない限り評価はされませんので意識して履歴書を作り込んでください。

当然ですが、持っている資格についても認証番号の記載を忘れないようにしてください。とにかく自分の職務経歴と客観的評価事実がセットであることが評価されプラスポイントになります。

履歴書のフォーマットにこだわる

履歴書については、一般に売られている履歴書を購入して手書きをするより、ネット上等にあるデータの履歴書フォーマットをカスタマイズして作り込んでいくのが私は良いと思っています。協調したいところを個別デザインしたり、色や太さを変えることもできる。例えば「賞罰」という項目をつくり、社内外で表彰されたことを記載することで、面接でアピールすることができるかもしれません。履歴書サンプルを付けています。よろしければ参考にしていただけると幸いです。

添付資料を付ける

さまざまな情報を履歴書に入れすぎると読みにくくなるはずです。あくまで履歴なので、時系列にどんな仕事を担当しどうであったのか分かれば良いのですが、面接でクローズアップして欲しいポイントについては、添付資料を付けることをお薦めします。

職務経歴書というフォーマットも少し詳しく記載できるので良いと思いますが、私は、もっと詳細な自分が担当した仕事に関する図表や写真、コンセプトなど(社外秘情報は入れない・逆に信用を失う)を付けることで、その仕事内容を具体的にイメージしてもらえたり、重要性を認識していただけると考えています。

イメージサンプルを付けています。よろしければ参考にしていただけると幸いです。

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