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#カタノリ 読書会開催レポ 『7つの習慣』第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

#カタノリとは

たいていの人生の悩みや仕事のコツは偉大な先人たちが多くの苦労の末にたどり着いた知恵を残してくれているものです。

現代に生きる私たちは、素手で戦う必要はなく、偉大な先人たちが残してくれた知恵をうまく使っていきたいものです。なにせ、現代の問題はただでさえ複雑化している上に、加速するスピードの中で、問題を解決していかなくてはならないのですから。

先人の知恵をベースに、自分の置かれた環境で成果を残すことを「巨人の肩の上に乗る」と表現したりします。

アイザック・ニュートンは同じ科学者であるロバート・フックへ当てた手紙の中で、「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。(If I have seen further it is by standing on the shoulders of Giants.)」と書いています。
私たちは巨人の肩の上に乗る小人のようなものだとシャルトルのベルナールはよく言った。私たちが彼らよりもよく、また遠くまでを見ることができるのは、私たち自身に優れた視力があるからでもなく、ほかの優れた身体的特徴があるからでもなく、ただ彼らの巨大さによって私たちが高く引き上げられているからなのだと。
ー イギリスの作家・哲学者 ソールズベリーのヨハネス著「メタロギコン」より

そんな生き方、働き方を多くの人に知ってもらいたくて発信しています。
ハッシュタグは #カタノリ です。


読書会第2回はソフトスキル篇

今回はソフトスキル篇ということで、ソフトスキル系のど真ん中、全世界4000万部のベストセラー『7つの習慣』 スティーブン・R・コヴィー を題材に開催しました。
この本、ド定番なので名著だとは知ってるけど、本屋さんで見ると分厚いのがわかるので、まず買うのに躊躇しますね。
勢いで買ってみても、読んでみるとめちゃくちゃヘビーな内容で、ちょっと読むごとに内省を強いられ、なかなか読み進められません。
そのまま本棚の肥やしになるところまでは、全員が通る道ですw

そして、数年経過してからが本番ですw
ふとしたきっかけで読み直してみたら、思いのほかその時の自分に響く内容だった。

目指すはコレです。
この「きっかけ」を参加者の皆さんに強制的に作り出すべく、今回の読書会を企画してみました。


結果、参加者は初読者からヘビー読者まで幅広かったのですが、皆さん、なんというか、とても波長の合う方々ばかりで、楽しすぎましたね。


お題は「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」

今回は「第2の習慣 終わりを思い描くことから始める」を題材に扱ったのですが、印象的だったのは、これを社内合宿に取り入れようと思う、という参加者(経営者の方)の発言。
メンバーの相互理解を深める方法はいろいろあるけれど(グループワークや性格診断などなど)、その人が描く終わりの姿を共有し理解することが、もっとも効果的なんじゃないか、という発想でした。

次の次のキャリアステップとして、どんなことをやりたい、どんな風になりたいと思っているか
明確な点としてのキャリアビジョンでなくてもいいので、どっちの方向に向かいたいと思っているか

私もメンバーとのキャリアディスカッションで、こんなことを問いかけるのですが、これってまさにありたい姿(終わり)を思い描くよう促していたんだな、と気づきました。
そして、意外とみんな(私自身も)この「思い描く」ことに時間を使ってないのですよね。
ついつい先送りにしがち。

さらに言うと、私自身がまさにそうだったのですが、個々の仕事やタスクではゴールから逆算することの大事さを実感しているのに、今日という1日をそのようには過ごしていない。
ましてや、キャリアや人生そのものは、ちっともゴールから逆算して行動していない

だからこそ、今回の参加者の方だけでなく、この記事を読んだ人も、終わりを思い描くことに時間を割いてほしいと思います。


実感した読書会の楽しさ2つ

さて、あらためて今回実感した読書会の楽しさ、2つありました。

ひとつは、同じ内容を読んでいても、人によって気になるポイントが違うので、他の人からココが刺さった・気になったという内容を聞くだけで、おぉそんなこと書いてあったっけ?たしかに言われてみればそうだな!そういう発想につながるのか!と自分では得られなかった視点や気づきが得られること。

もうひとつは、この内容を読んでたらXXに通ずるなと思ったんです、と関連する人やら書籍やらを次から次へと知ることができること。まさか今回、孫さんや渡邉美樹さんが出てくるなんて想像してなかったです。
また、皆さんから出てくる関連書籍の引き出しがすごかった!(そのとき出てきたものは記事の最後にまとめておきました)


さて、こう考えると、第4回は本を題材にした読書会ではなく、何かテーマを設定して勉強会形式にしてもおもしろそうだなーと思っています。
何にしようかなー


ちなみに、次回(第3回)はハードスキル篇として、ハードスキル系の名著、ロジカルシンキング・ライティングの元祖
『考える技術・書く技術』 バーバラ・ミント
を題材に開催します。


参加者の皆さんからお勧めされた関連書籍

ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論
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エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
https://amzn.to/2Klr1Pe

ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果
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SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる
https://amzn.to/2KiDumL

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独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法
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おまけ

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