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ロシアの川を

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9月21日から10月2日までの11日間のまとめです。 サンクトペテルブルクからモスクワまでKROK映画祭。
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ロシアの科学都市

Day8 Доброе утро ドーブラエ ウートラ もう日本に帰っても完全に覚えてる。 ちなみにドーブラエは優しい。ウートラは朝という意味。優しい朝!って挨拶する感じかな。 この日は9月28日。朝起きた時は船はまだ河を進んでいた。 船はもうヴォルガ河に入っていて、一路モスクワへ向かっていた。この日の朝は晴れていた。 本当に天気に恵まれたクルーズだったように思う。ヴォルガ河は穏やかで、朝日が差し込んでいた。毎日7時に自動的に起きてしまうのはベッドのせいなのか、寒いから

要塞として。修道院として。

Day7船はゴリツィという街へ向かっていた。ベロエ湖を越えてシェクスニンスコエ・ヴォドフラニリシェという河を進んでいく。8時ごろ朝食を取る頃に船はゴリツィに着いた。小雨のゴリツィに降り立つ。 この日の夜はカーニバル!ということでスタッフや子供達は忙しなかった。 ゴリツィはヴォログダ州キリロフスキー地区にある村。 船を降りたらすぐ露店ロードだった。 厚いダイナミックな雲の下、バスに乗りツアーの目的地へ向かう。距離にして8キロほど。 ついたのはキリロ・ベロゼルスキー修道院。

美しいロシアの田舎   -マンドロギ-

Day4スヴィリ川、ヴェルフニエ・マンドロギ Доброе утро !! (ドーブラエ ウートラ) 朝7時に目が覚める。簡易的なベッドなため固く、また窓からの冷気で寒く予定より早く目が覚めてしまった…。 ひとまずスマホを起動し見てみると電波のところにEの表記…。電波が見たことも無い表示になっていた。ほぼ圏外といわんばかりの電波の悪さ。どうなってんだと外を見てみると世界の車窓からのような風景が広がっていた。 いやこれは…。一瞬電波が入ったので現在地を調べようとGoogle

ネフスキー・プロスペクト

Day1/Part2 サンクトペテルブルクとは 帝政ロシア時代の帝都サンクトペテルブルク。芸術と文学の街といわれる。 複雑な歴史を持つがそれはWikipediaにお任せするとして、少しだけ説明を。 サンクトペテルブルクはバルト海東部フィンランド湾最東端に位置する港湾都市。ロシア皇帝ピョートル大帝が建都を命じ、聖ペトロと自らの名前をもとに、ドイツ語読みで「サンクトペテルブルク」と名付けた。 第一次世界大戦時、ドイツとの交戦によりロシア読みの「ペトログラード」へ、そしてロシ

サンクトペテルブルクへ

Day1/Part1妻が応募したKROK国際アニメーションの上映会の参加に付き添いとして、ロシアへ向かった。9月21から10月2日まで。サンクトペテルブルク〜モスクワ間をクルーズする。 それまではビザだったり、主催側との連絡だったり色々と準備が大変だったけれど、無事9/21の0時にに羽田を発った。予約していたその飛行機はカタール航空で羽田〜ドーハ、ドーハ〜サンクトペテルブルクと、トランジットを含む行程でロシアへ向かう。 ドーハ:ハマド国際空港に到着ドーハに着いたのは早朝。