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公務員から外資コンサルへのキャリアを実現した3つの戦略
こんにちは、Nonce(@palaryman)です。
いつもnoteを読んだいただきありがとうございます。
早速ですが、今回のnoteでは下記のような読者を想定しています。
・外資コンサルへの転職を検討されている方
・外資コンサルという仕事に漠然と興味がある方
・公務員から民間へのキャリアを作りたい方
・その他、キャリアアップの戦略に興味がある方
自己紹介、これまでのキャリアの流れを説明した後に具体的な戦略についてお話させていただきます。
自己紹介などに興味がない方は「3. 外資系コンサルからのオファーを獲得した3つの戦略」からお読みください。
1. 自己紹介
1989年青森県生まれ。(2021 / 2時点で31歳)
雪国育ちということで、よく寒さには強いでしょと言われますが、そんなことはありません。寒さは全人類共通です。
小中高と地元の学校に通い、大学から県外に出て、地方国立大学へと進学しました。大学では何を学んだのかあまり覚えていませんが、とにかくバイト、酒、ギャンブルに明け暮れる日々でした。The堕落した大学生って感じです。
自分の生い立ちに関して特筆するようなことはあまりないのですが、1つだけ人格形成に大きく影響があった出来事は、中学3年生の時に病気が原因で父と死別したことです。(いきなり重い話ですいません…)
自営業の父と専業主婦の母という家庭で、父は何事にも保険をかけるという考えを持たない人だったので、この出来事で家計がかなり厳しくなったり、母が父の後処理のために働きに出たりと、かなりドラスティックな環境の変化がありました。
そしてこの経験から私は、今でも持ち続けているいくつかの教訓を得ました。
・あり得ないことなんてない
・常に保険は用意する
・自分のことは自分で考え、納得できる答えを出す
・どんなに大きな変化が起きても、冷静に受け入れて対策を考える
それ以降の進路や、普段の行動、キャリア選択などには少なからずこういった考え方が影響していったと思います。
2. これまでのキャリア
大学卒業後は、地元に戻り公務員として働き始めました。真面目に就活もせず、公務員なら安泰だろうという程度でした。
しかし、公務員として働いて4年が過ぎた頃、定年まで勤めて退職する諸先輩方を見て、「自分はこうなりたくない」という漠然とした思いを抱きました。
今になって思うのは、当時の自分は、想像できてしまった将来の自分の姿が受け入れられなかったのだろうな、ということです。
そこから転職を決意し、1年後に目標を定めて転職活動を始めました。公務員から民間への転職は決して楽な道ではありませんでしたが(書類で落ちまくりだったのが一番辛かった...)、様々なハードルを超えて無事に都内の中小企業に転職することができました。
そこで2年ほどSierとして経験を積み、現在の外資系コンサルティング会社へ転職し、今に至ります。
現職に転職が決まる前は、外資コンサルと聞くとかなりハードルが高いというイメージがありましたが、いくつかの対策が功を奏し、転職先のニーズと自分のスキルがマッチし、あまり苦労せずに採用いただくことができました。(2社面接を受けて、2社とも通過でした)
私が公務員から外資コンサルというキャリアを歩めたのには、2つの要因があったと感じています。それは、
① 転職活動の期限を決める
② 2社先を想定した転職をする
ということです。期限を設定して活動することで、現職での行動内容が全く変わってきます。期限までに成果を出すために、スケジュールを逆算して行動する必要があるので、行動力が大きく上がります。というか上げなければいけない状況に追い込めます 笑
また、転職先が自分の生涯を懸ける会社になるとは限らないので、「ステップアップするとしたら」や、「業種を変えるとしたら」という次の次の会社(=2社先)はどこなのかという視点を持って転職先を選ぶことをオススメします。
この視点を持つことで自分のキャリアに常に連続性を持たせることができます。変化が激しい今の時代に選択肢を持っておくことはかなり重要な戦略です。
3. 外資系コンサルからのオファーを獲得した3つの戦略
さて、本題です。これは主に転職者に向けた戦略です。また転職者の中でも、テクノロジーの経験を持つ人に適した方法です。
実際に私が公務員から最終的に今の会社に転職するまでに役立ったことです。
3-1. 英語力はTOEICでアピール
まず1つ目は、英語力のアピール方法についてです。
当然外資系の企業となると基本的な英語力は求められますが、当時の私は留学経験もなければ、1社目、2社目での英語での業務経験もありませんでした。
そんな時に力を発揮するのが「TOEIC」です。
過去の経験でアピールできない以上は、TOEICなどの資格試験のスコアでアピールするしかありません。私の経験上、転職の過程で英語力が見られるのは書類審査のみでした。つまり、書類審査を乗り切るだけのスコアを持っていれば英語力のアピールは十分です。逆に言えば、この書類審査で基準をクリアできなければ面接に進むことはできません。
どれだけのスコアがあればいいのか?と気になる方もいると思いますが、当時の私は「800点」を持って臨み、十分に評価されました。以下の記事も評価基準の参考になるかと思います。
スコアがあればあるだけ評価は上がると思いますが、アピール材料として使うためには最低でも730点を目指すのが良いと思います(このスコアで大体上位30%に入ります)
TOEICは本当にコスパのいい自己投資なので勉強しておいて損することはありません。最近は昇進の基準に使う会社も多くなっています。転職のアピール材料に困ったらとりあえずTOEICを勉強しましょう。これだけでも選択肢はかなり広がります。
3-2. 「募集ポジション : 自分のスキル」のマッチ度を最大限に上げる
2つ目は、企業が求めるポジションと自分のスキルを完全に一致させることです。転職の合否判断はこのマッチ度によって決定されます。
通常の企業の募集要項には「事業戦略・マーケティング・営業etc」などのスキル軸での要件がメインで書かれていますが、これに加えて「製造業・金融・公官庁・通信etc」などといった業界軸、さらには「Fintech・Salseforce・SAP・Microsoft etc」といったテクノロジー軸までの3つの軸を募集企業の要件と一致させることで即戦力人材としての魅力を高めることができます。
特にテクノロジー軸での経験は、即戦力としてのアピール度は高くなります。
昨今のコンサル業界も、DX案件の引き合いがかなり多く、テクノロジー人材の需要は高まっています。しかも条件が合えば早急に補充したいという状況です。
実際に私の場合も、2社目での経験が大きく評価されたことが入社に繋がりました。
今どの業種の仕事をしている人でも、スキル・業界に加えてテクノロジーの視点を入れることで企業とのマッチ度を大きく高めて、転職の成功度を上げることができます。
3-3. ロジカルシンキングを身につける
さいごは、ロジカルシンキングを身につけることです。
数回の短い時間で行われる転職面接の中で、必ずと言っていいほど面接官が見ているポイントは「ロジカルに物事を考えられているか」という点です。例えば、以下のようなポイントです。
・結論から話しているか
・質問内容に対して回答できているか
・問題と課題を分けられているか
・事実と意見は混在していないか
・原因と結果に繋がりがあるか
・全体の構造を整理できているか
コンサルタントの仕事はクライアントの問題解決であり、それにはロジカルシンキング(= 論理的思考)が欠かせません。また、このロジカルシンキングはコンサルタントではない人にとっても重要なスキルです。(重要な割にできている人は少ない...)
海外では割と当たり前の考え方ですが、日本ではあまり触れられない領域で、いきなりやれと言われても絶対にできませんが、トレーニングしていくことでロジカルシンキングを身につけることができます。
まずはロジカルシンキングの考え方を理解して、少しずつ仕事に取り入れていくことをオススメします。私が勉強する際に役立った本をいくつか紹介します。
オススメの順に上から並べています。
ロジカルシンキングを身につければ自分が言いたいことを端的に相手に伝えて、仕事のコミュニケーションを円滑にすることができます。それによって仕事の生産性が上がり、結果として大きな成果に繋がります。
ぜひこの機会にロジカルシンキング に触れてみてはいかがでしょうか。
4. さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございます。外資コンサルタントというキャリアを検討している方に少しでも参考になれば幸いです。
コンサルタントというキャリアは多忙で辛いことも多いですが、それだけ社会に与えるインパクトが大きい仕事です。
知識を習得することや、考えることが好きな人、自分のキャリアのために成長スピードを上げたい人にとってはかなり充実した環境なので興味があれば転職エージェントと会話したり、私に質問いただければお答えします。
いいね、暖かいコメント、質問などのリアクションがあれば次回のnoteもさらに気合を入れて作れそうです!
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それではまた。
転職は人生を変える強力な手段です。
— Nonce|公務員からの逆転キャリア (@paralyman) January 13, 2021
実際に私も公務員から2回の転職を経て、現在は外資系コンサル会社で働いています。最初は全く想像できなかったけれど、地道な積み上げで到達することができました。
転職サイトへのエントリー、面接は無料で出来ます。チャンスは全員に平等にあります。
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