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40代後半男が中高生時代にひたすら聞いていた音楽(BOØWY、THE BLUE HEARTS)

こんにちは、まさです。

さて、今回も音楽ネタです。音楽ネタを書くと結構見て頂けているようでうれしいんですが、今回は自分が10代の時に聞いていた音楽を紹介しようかなと思います。ですので、見て頂ける方は期待せずに(笑)、書いていきます。

バンドブームの世代

1980年後半にバンドブームというのがありました。私が中学生の頃に丁度そのバンドブームが来て、自分もギターを嗜んでいたこともあって、当然のように当時出て来たバンドの音楽を聴き漁っていました。ウィキペディアを見ると、この時期のバンドブームは「第二次バンドブーム」と言われています。(ちなみに、第一次はサザンオールスターズやRCサクセションが出て来た70年後半〜80年代を指すらしいですね。)

そして、私が音楽にのめり込んだ「第二次バンドブーム」でどのバンドが好きだったかですが、中学の時は兎にも角にも「BOØWY」と「THE BLUE HEARTS」の2強でした。

80年代後半の中高生はBOØWYに夢中でした

「BOØWY」に関しては、音楽性とファション性がかっこよくて、当時の音楽好きの中高生の多くはハマっていたと思います。特にボーカルの「氷室京介」とギターの「布袋寅泰」の個性が強くて、私たちファンの中でも「氷室派」と「布袋派」で意見が別れることも度々ありました。

一方で1部のレアなファンには、ベースの「松井常松」が好きな人もいましたね。松井さんはとにかくベースを弾きながら動かない。ライブビデオを友達と見ていて1歩でも動くと、「あっ、松井が動いた!」と歓声が上がる程でした。(笑)とにかく動きまくる布袋さんとは本当に対照的で、余計に目立つんですよね。また、松井さんの妥協を許さないダウンピッキングも魅力でどんなに早い曲も下から上に弦を弾くアップピッキングを使わないので、修行みたいにベースを弾く人でした。うん、私も松井さんは好きでしたね。

あと忘れていけませんが、ドラムの「高橋まこと」も忘れてはいけませんね。非常にベーシックにドラムを叩く方で、「BOØWY」の音楽を縁の下で支えている方だなぁと思います。また、トレードマークのサングラスもキャラ立ちしていましたし、あとはパフォーマンスとしてスティックをよく投げていた記憶がありますね。

「BOØWY」は1987年12月24日に惜しまれつつも解散しましたが、その後はご存知の通りみなさん活躍していて、個々の力が高いメンバーが奇跡的に集まったグループだなぁと感じています。そして私の好きな曲なんですが、なんといっても「ホンキー・トンキー・クレイジー」です。とにかく陽気で、この音楽を聞くと心が晴れます。途中のブレイクも最高で、「ヘイ、ボーイ!ヘイ、ボーイ!」と思わず叫んじゃいますね。あー、note書いたら、また聴きます。(笑)


「パンク」という言葉を一気にメジャーにしたTHE BLUE HEARTSというバンド

そして、「THE BLUE HEARTS」です。このバンドも「BOØWY」と一緒なんですが、ボーカルの「甲本ヒロト」とギターのマーシーこと「真島昌利」の2人の個性が際立ったバンドでした。そして、イギリス発祥のパンクロックという言葉を一気に日本でメジャーにしたバンドでもあります。「僕、パンクロックが好きだ!」っていう歌詞の歌があるんですが、ヒロトの腹の底からの歌う歌声が胸に刺さりますね。

当時の私はとにかく1stアルバムの「THE BLUE HEARTS」と2nd「YOUNG AND PRETTY」を交互に聴きまくりまして、曲のコードもシンプルなので、ギターでコピーしては、仲間と大声で歌っていましたね。「リンダ・リンダ」は今でもカラオケで人気のナンバーですが、最初スローに歌い始めてサビで一気に歌い暴れるのは、当時もしてましたね。本当にアホ見たいにみんな飛び跳ねていました。(笑)

あと「甲本ヒロト」は中高生のなんというか「訳のわからない閉塞感」とか「イライラ」みたいなものに寄り添ってくれる感じがあって、歌詞も含めてビンビンと共感していた気がします。あとバンドに大事な「かっこよさ」についてはギターのマーシーが担っていて、決して演奏自体は難しくはないんだけど彼にしか出せないブルージーなフレーズと細身のジーンズを履いてギターを弾く姿が、当時の中高生にとてもかっこよく写っていました。

そうそう、ベースの河ちゃんこと「河口純之助」とドラムの梶くんこと「梶原徹也」も見た目の個性(特に髪型!)が強かったですね。河ちゃんは音楽よりも演奏中の笑顔が素敵で憎めないキャラでしたし、ドラムの梶くんは「BOØWY」の松井さんと同じなんですがとにかくストイックで、8つ打ち(8ビート)をすごいスピードで叩くんですよね。なので、コピーバンドをやろうとするとドラムだけが演奏するのを嫌がっていましたね。(笑)

そして「THE BLUE HEARTS」で一番好きな曲は「情熱の薔薇」です。初期の曲ではありませんが、タイトル通りでこの曲を聞くと心がこう熱くなりますね。とにかく歌詞が最高なんですよね。

なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう
そんな気持ちわかるでしょう

今改めて歌詞を見て、人生を豊かに生きるヒントがここにあるなぁとこの歳になって強く思います。


「BOØWY」と「THE BLUE HEARTS」は実は似ている!?

ここまで2つのバンドについて書きながら気づきましたが、「BOØWY」と「THE BLUE HEARTS」って音楽性は違っても魅力的のあるポイントが似ていますね!どちらも4人編成でボーカルとギターの個性が強く、リズム隊(ベースとドラム)はストイックで、若者に刺さる歌詞とファッション性を持っていて、当時の中高生がどちらのバンドに対しても共感していたことが十分に理解できます。

他にも「RED WARRIORS」、「JUN SKY WALKER(S)」、「レピッシュ」、「BOOM」などなど、同じような編成のバンドが多かったですが、この2バンドは特に当時の中高生に影響力があったなぁと記憶していたので取り上げました。他にも当時好きでnoteに書きたいバンドがいるので、シリーズとしてちょくちょく書きたいと思います。

今日も長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。週2回以上を目標に様々なテーマでエッセイや体験談を書いていますので、またご訪問ください。
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