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①動物性タンパク質を控えた方が良い理由

割引あり


初めに誤解しないでほしいのですが

体を動かすにも、加齢による筋肉の衰えを防ぐにも適切な量のタンパク質は必要です。

けれど、これまで必要だと思われてきたタンパク質の量と実際に必要な量には

大きな隔たりがあることが最近の研究で示されています。

そこで、動物性タンパク質の摂取を制限することに納得させられる研究結果を紹介します。


長寿に結びつく


ロマリンダ大学のゲイリー フレイザー博士が行った、長寿のセブンスデーアドベンチスト協会の信徒を対象とした研究があります。

その研究結果が示すのは

動物性食品を一切食べないヴィーガンの信徒が最も長生きで

卵の摂取量を制限して、乳製品は一切食べないベジタリアンの信徒がその次に長生きだと明らかにしています

3番目が、乳製品を食べるベジタリアンの信徒で

最下位は、鶏肉や魚を食べる信徒だったそうです。



この研究が示すのは、残念ながら動物性タンパク質は健康寿命を伸ばすためために

必要な食材ではないという結論が出たそうです。


さらに、アルツハイマー病の発症リスクと肉類の摂取量との直接的な関連性が認められています。



日本人が伝統的な日本食から、動物性タンパク質をきわめて多く含む西洋食へと移行した時

1985年には1%だったアルツハイマー病の発症率が、2008年には7%に上昇したといいます。


なぜ動物性タンパク質の過剰摂取が老化の原因になるのか?


なぜ動物性タンパク質の過剰摂取は、老化の原因になるのでしょうか?

それは、私たち人の体は成長期と退行期を繰り返すという

年周期の中で生きる仕組みに身体がデザインされているためです。



現代社会に生きる私達の食料事情では一年中食べ物が手に入り

退行期に行われるはずの身体の浄化システムが起こらないことに関係しています。

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