見出し画像

その評価もっと早くしてくれてたら


最近、近所のアイスクリーム屋さんが閉店した。

実はそこのアイスクリーム屋さんに自分は行ったことなくて、閉店が決まってから知り合いに教えてもらってやっと気づいたくらい。

知り合いいわく、
「サーティワンアイスクリームをシンプルに安く食べられるお店だった」らしい。

その知り合いに連れられ、徒歩10秒もかからないそのアイスクリーム屋に初めて足を運んでみた。

結論めちゃくちゃ美味しくて、比較的安価だしなくすのは惜しいなーって思った。

自分と同じようなことを思ったのか、閉店が決まってから毎日多くの行列ができて、多くの人が夏のうだるような暑さを避けようと笑顔でアイスを持って帰っていってたのが印象的。

その中には常連さんや過去は来てたけど最近は足が遠のいていた人など、お店に対して様々なバックグラウンドを持った人が慣れ親しんだ味を体に染み込ませるかのように連日行列を作っていた。


行列からは

  • 無くなるなんて残念だよねー。

  • こんなに美味しいのにねー。

なんて言葉が聞こえてきてたけど、どうにもならない事だけど、やっぱり口にして言いたい。


その評価もっと早くしてあげてよ。


いなくなってから神とか伝説とかって言う言葉で功績を称えるけど、その評価もっと早くしてたらもっと僕達はその伝説を目にしてられたかもしれない。



後から聞くとそのお店は5年以上はやってたんだって。

飲食店の店舗経営は大変だし、ただでさえ経費は凄いかかるのにこの2年くらいは予期せぬ情勢で計画が狂いまくっただろうし。

ようやく元通りの活動が出来そうなタイミングにもなってきたところで積み上げたものを下ろすのはやっぱり悲しい。


やっぱり伝えたいことは、その瞬間に伝えないと伝えられなくなるなーと思った一瞬でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?