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【読書録128】「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」4月編

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」(致知出版社)を毎朝読むことを日課にしているが、今回は、間が開いてしまったが、4月の中で特に自分のなかで気に入ったものについて取り上げる。

 一昨年の12月から読み始め一周した。noteへの記載は、6月感想からだったので、5月までは続けていく。読めば読むほど、みなが言っていることに共通点があるなという思いである。


4月3日 社員満足度をいかに高めるか 横田英毅

 ネッツトヨタ南国の横田社長の記事。
社員へのアンケート結果から、見えてきたことからこういう。

人はみんな自分で考えたいんだと思います。人からこうしろ、ああしろと言われて行動を起こしたら、失敗した時にどうしても、言い訳が先立ちますが、自分で考えて行動を起こした場合は、反省もしやすいですね。

自律性を持たせること。確かに重要である。
一方で、ここには、責任を伴う。

社訓の中に「参画とは参加することではない、発言することである」というのを入れたという。

本当、プロアクティブに参画してもらうこと、とっても大事である。そんな雰囲気をどうやったら作れるだろうか。

横田社長が求める人材もすごくしっくりとくる。

我われが求めるのは、指示する人がいなくても、皆が瞬時に、いま自分が何をやったらいいか分かる社員です。

大事だけど難しいなと感じた、4月初旬であった。

4月8日 仕事は祈りである 平澤興

 
 とても面白い、でも真実味のある話である。
平澤氏の友人である、京都大学の外科医青柳安誠氏の話。執刀する瞬間に祈るという。

最善を尽くすだけじゃまだ足らないんで、どうぞ、この手術が上手くいきますようにと、祈る。

この話を通じて何を伝えたいか?損とか徳なんてことは考えないでひたむきに生きる人の重要さを語っている。

誰がやってもできるようなことにも、なお祈りを込めて、百やれば百、絶対に間違いを起こさんという、これが真の名人だと。

賢さや優秀さ、器用さではなく、そういった真剣さ。とても重要だと思う。

4月11日 運気を上げるための四つのポイント 佐々木洋


 花巻東高校野球部の佐々木監督の話がとても良い。「お前は運がいい、運がいい」と言われ続け、当初は、自分は努力していると思いムッとしていたという。

でも最近、運というのは、運をつかむために自らをコントロールしている人のもとにしか来ないんだと分かって、素直に喜べるようになりました。

自分の何をコントロールするか?佐々木監督は、4つ上げている。

➀言葉
➁一緒にいる人
③表情、態度、姿勢、身だしなみ
➃感謝と謙虚さ

これよくわかるなあ。大切にしたい。

花巻東高校の宿泊したホテルのベッドはベットメイクが要らないと言われるくらいだそうだが、そうなると、味方になる人が増え、運をつかめる。大事にしたい考え方である。

4月15日 感謝は人の心を大きく、美しく、強くする 古市忠夫


 プロゴルファーである、古市氏はこういう。

強い人がプロになるんです。そして強い人はいつも周りの人に感謝している。だからますます強くなる。いろいろなプロの姿を見てきて、そう思いますね。

感謝する心を古市氏は「感謝力」というが、感謝力が強い人はきちんと挨拶をするという。

なんだか考えさせられる。しかし、感覚はよくわかる。感謝の心の発露としての挨拶。たしかにな。

4月21日 エネルギーは出し切れ 飯田亮


 セコムの飯田会長の話にとてもパワーをもらった。

人間的エネルギーというものは使えば使うほど増殖されるものなんです。

使えば使うほど、充電されるものなんです。

だからこそ、「エネルギーは出し切れ」という。

そして、事業を継続するために勝ち続ける重要性を説く。しかし勝ち続けることは難しい。

勝つということは、相手より優れているということであり、凡でなく非凡であるからこそ勝てるのです。非凡は、いわゆる常識の枠内からはけっして生まれません。はっきり言えば、かつ続けるには「狂」であることが必要なんです。

思い込んだら命懸けという所が無いと、事業は続かないと思います。

一人ひとりが全力を出し続ける事。こういうことが実は会社にとってとっても大事なんだとおもう。

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