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料理にまつわるエトセトラ(試作編)

昨日のつぶやきのつづき。新しいカレーの試作をしていると、ついついスパイスを足したり、手順を複雑にして味を作っていこうとするのだが、要素が増える分だけ味を調えるのが難しくなっていく。自分の力量を超えたことに気づいたところで、ようやく諦め、要素を減らす工夫をして味を決めるの繰り返し。

※カバー写真は、排骨カレーの試作から提供までを左から右の順に並べたもの。

ふと、足し算の料理引き算の料理という言葉を聞いたことがあるのを思い出し、ググる。『スープ作家。365日、毎朝スープ。』の有賀薫さんのnoteがヒットする。

「足し算のフレンチ、引き算の和食」か。なるほど。では、インド料理は、どちらか?と思い、インド料理を検索ワードに足してみる。国立にある食のギャラリー「くにたちの食卓 いづい」さんのブログがヒットする。

「足し算のインド料理、そして引き算のイタリア料理」か。どうやらインド料理は、『足し算の料理』らしい。確かに、スパイスの種類を増やすほど味は複雑になり深みを増していくだろう。一方で、味を決めるのが難しくなるのは、前出の通り。悩ましい。

現段階の実力では、できるだけ少ない種類のスパイスで、可能な限り簡単な作り方を目指した方が、より美味しく上手くいく気がする。足し算したい気持ちをグッと堪えて、引き算していこうと思ったのでした。




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