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ぼくはうつと燃え尽き症候群を過去体験した

 うつ、燃え尽き症候群。会社勤めの人に起こりうること。

おはようございます^^masaです。いつも読んでくれてありがとう。

今回はぼくの実体験であった、うつと燃え尽き症候群の話です。

 

忙しすぎた仕事とプライベート


34年前、ぼくは父の起業を手伝っていました。家に壁材を張るという、すごくハードな仕事です。それと同時にエホバの証人と言う宗教の活動をしておりました。

朝、6時半に、起きて、疲れが取れないまま、食事し、着替え、父と一緒に現場に向かいます。

大体、現場が愛知県、岐阜県、三重県と遠く、宗教的なトラウマのためにうつで、いつも聖書の話をしなきゃと考えていました。

奉仕時間と言うものがあり、父に聖書とか宗教文書の話をして、その時間を記録していました。月60時間、すきま時間や休みの日、そんなことをしていました。

だから、仕事に切り替えるのに大変で、そんな心理状態でしごとをしているわけですから、数倍しんどいわけです。

でもやがて、仕事スイッチが入って、仕事に打ち込めるような感じがしてきます。

その時は爽やかです。その時は宗教的な責任は重荷で、嫌なものだと感じることもありました。

高い足場を上って、エアガンを持って、壁材を打ち付ける。夢中になると楽しい。でも疲れは半端無いです。

10時が待ち遠しい。何故ならおうちの方がおやつを出してくれるからです。ですが、そこでも緊張が。伝道しなきゃ。そんな考え。宗教的な刷り込み。

普通の話で盛り上げてから、ニュースを題材に、話、実は聖書は予言していたんですよといいます。うまくやるとおうちのの人は聞いて感心します。

これで30分時間が入ったと記録するのです。こんなことをやっているのですから、仕事に支障をきたすことがあります。

 ただでさえ、仕事の期日のプレッシャーがあるのに、宗教的な伝道の責任があるとのもう一つのプレッシャー。仕事でボロボロになって帰って、

火曜日の夜と、金曜日の夜と、日曜日の朝は集会。そこでも責任がある。何か気が抜けない。集会では手を上げて、コメントしないといけない(しなくてもいいのだけど)

 

ついに倒れる


一向に気が抜けない生活。エホバの証人であることが嫌になるけど、それを頭で打ち消す。仕事いかなきゃ。

起きれない。体が動かないし、ものすごく憂鬱だ。父にごめん調子が悪いという。父は怒った。「宗教のことばかり頑張って、仕事が手抜きだろう。仕事が遅れるじゃないか」

すごく謝って、仕事をしばらく休むことにした。体が楽になる。あと思った。宗教の活動も休もう。

大正解だった。1週間ほど実家で静養して、力が戻った。弟が、沈黙の艦隊と言うビデオをレンタルしていたので、見た。

宗教的には戦争ものはいけない。だが、無視できた。感覚が戻っていく。

どうも、仕事でも疲れるが、エホバの証人の活動はかなりのエネルギーを持っていかれるし、義務感からやることが多い。仕事中に伝道せよとの指示はもうまもりたくない。

そう感じて、仕事中の伝道を全くやめた。ただ、お客に休みは何をしているかと聞かれたら、エホバの証人の活動をしてますと簡単に答えることにした。

 うつと燃え尽き症候群。仕事を持っているのに、エホバの教えで休みに宗教的な活動をして、自分に休みを与えない。これは間違っている。

これに気づいて、将来、エホバの証人の活動を完全に辞めることになる。

そして、精神科で自由と治療を見つけたんだ。


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