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ia19200102
極限ドライブー11
朝5:00。
悟はA倉庫へ行った。
KD2の点検だ。
機体の整備をする人間はいるが、
自分でやることは大事なことだ。
倉庫でKD2はきらめいている。
全長20メートルの小型機。
ヤイエルと地球の融合した機体。
最近、敵は身を潜めている。
後ろから声が聞こえてきた。
「加藤さん、お疲れ様です」
「安藤整備長。お疲れ様です」
「ご自分でも整備ですか。いいことです^^」
「いえいえ。こまかいところは・・・」
「KD2は使いやすい機体ですよ。安藤整備長のおかげぐっと使いやすくなっています。ありがとうございます。」
万全の態勢で敵、ロボゼロに臨む。
加藤は食事をとるために寮にもどった。
食事はいつでもとれるように作り置きが食堂に置いてある。
電子レンジでちーんだ。
納豆ご飯とみそ汁。
「加藤さん、おはようございます!」
「白山さん、おはようございます!」
白山は66歳のいいおばちゃんだ。料理長をしている。
「朝は、早いですねえ。ご飯食べてくれてありがとう」
「いつもおいしいご飯のおかげで元気ばりばりですよ、白山さん^^」
「戦う人がたくさんいるので作り甲斐があります」
柔らかな時間が流れていった。
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