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大手の戦略に学べ!<842/1000>

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こんばんは。
大手企業が仕掛けてくる戦略は最強の学びになるので、コンビニやスーパーの売り場はマーケティングを肌で学ぶのに最適な場所だと本気で思うコマリストです。


やられました。。
日清さん、本当にすごい!


日本人の8割以上が、1度は見た事があるんじゃないかというカップうどんの巨人『どん兵衛』。


数年前から、どんぎつねというキャラクターを前面に押し出していたので、吉岡里帆が好きな男子や、星野源が好きな女子はチェックしていたかもしれませんね。


この商品、このCMをしていた頃は、商品そのものを変えるのではなく、魅せ方やストーリーで興味を引いて販売量を増やすという従来型の売り方をしているように見えていました。


ところが、そうではなかった。


つい1か月前に、新たにラインナップに加えられたとある商品の登場により、キャラクターを使って認知を拡大してきていた本当の理由を知ることになる。


その商品とは、『最&強のどん兵衛』


キャッチコピーとして掲げられているのは、
”このうどん、全てが主役”


この商品は、従来の3分で食べるインスタントうどんの常識を変え、熱湯5分という最近の高級カップラーメンのスタンダードに合わせています。


キャッチコピーはもちろん、5分待って食べるというスタイルは、明らかにターゲットの年齢を変えたもの。


恐らく、これまでのどん兵衛ファンは少し年齢が高かったはず。


ということで、別のターゲットに広げることで販売量を増やしにかかった。


個人的には、少し前のドラマで主演を務めた2人をキャラクターとして起用し、若年層では無く、20代後半~40歳あたりを狙ったように感じます。


そうやって、ターゲット層に認知を広げた上で、従来品よりも価格の高いプレミアム商品としてリリースした。
#400円近い
#カップ麺にしては高単価


ここまででも、おなかいっぱいになるくらいの学びがありましたが、日清さんはここで手を緩め無かった。


今日、コンビニの売り場を見て愕然としました!


何と、この短期間で、新たな商品をリリースしてきたんです。
#最初からタイミング図られてた


今度の商品は、全て『きつねうどん』でありながら、東西南北のきつねうどんを食べ比べするというコンセプト。


おなじきつねうどんという商品を、こんな風に広げることで、1人が購入する数を増やすというやり方、まさに天才的。
#食べ比べたくなるよね
#狙い通りにやられちゃう


さらに、この商品の出し方は販売の面でも、すごく考えられています。

日清さん新商品

画像を見てもわかる通り、この商品のリリースの仕方をするとお店側は必ず『東西南北』を4つ並べて棚に出します。
#見た目もいいよね


ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、売り場の棚の前面にどれだけ出してもらえるかというのは売上を大きく左右します。


なので、メーカー各社は、定期的に売り場を回って自社商品のフェイス数(面陳されてる商品数)を確認し、必要に応じて交渉をしています。
#泥臭いけど
#これが本当に大切


日清さんの今回の商品、交渉せずとも人間なら並べたくなってしまうという心理を上手くついています。。
#行動心理学
#うますぎる


お客さん一人あたりの購入数を増やし、フェイス数までも増やす。


こんなの考えた商品企画の方は天才を通り越して変態の域です💦
#マーケターなのかな
#コピーライターかも


そして、どん兵衛にこんなに興奮してるのは、恐らく私くらいなので、私もなかなか変態ですね笑
#もちろん
#購入しましたよ


いやぁ、本当に大手さんの売り方は勉強になるものばかりです。
#だから大手なんだよね
#強すぎる


今回の記事は、久々に学びの宝庫になったと思います。
#自画自賛

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