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人を留まらせるもの<516/1000>

【ラジオ体操817日目】
【ニコチンレス生活538日目】

こんにちは。
人生を変えるには引っ越すか、転職するか、付き合う人を変えるかの3つが最も手っ取り早く効果があると聞いた時、30の職を経験している私の人生は全く定まっていないと絶望したコマリストです。


今日は『人をとどまらせているもの』というテーマで書いていきたいと思います。


離職率の高い会社が離職率を下げるためには何をするのが良いか。


これは、今も昔も多くの会社が抱えている悩みであり、特に最近は終身雇用制度が崩壊したと声高に叫んでいる人が多いので、若い世代を中心に就職先を踏み台だと考える人が増えています。


こうなってしまうと、優秀な人材ほど一つの会社に留まることをしなくなる傾向が生まれるため、人材の流動性が高いことはマイナスではなくプラスの評価に生まれ変わります。
#価値観の変化
#若い世代のスタンダード


ちなみにこの傾向は、地方都市にも言えることであり、行政は若い人を外に出さない施策を必死に考える一方で、世界を視野に入れている優秀に人材ほど外に出て世界を見る傾向があるため、行政の施策に乗っかる人ほど地方に外貨をもたらすような人ではないことが多い。
#オブラート
#包めてるかな


今日は、人を1つの場所に留めているのは土地(会社)ではなく人(人間関係)だというお話です。


もちろん土地や家柄に縛られることを強いられている長男さんとかは今でもたくさんいるんですけどね。

友人との関係性

はじめての友達

今朝、メンターのコマさんと話をしていて面白い傾向に気づきました。


人は、就職や進学、転職など、何かしらの人生イベントをきっかけに住んでいる場所を変えることが多いです。


この時、自分一人だけが引っ越すというのであれば個人の事情で済む話ですが、家計を支える父親や母親が人生イベントによって転居を余儀なくされた時、本人と家計を共にしている人は一緒に転居することになります。
#単身赴任とか
#例外もあるけど


さて、もしもあなたが高校生だったとして、親の転勤を理由に引っ越しすることになったとします。


地元にある高校に進学していたため、友人は小学校や中学校の時から知っている幼馴染がほとんど。


親友と呼べる相手も、もちろん長い付き合いをしている子です。


とはいえ引っ越し先は元住んでいた場所から車で30分程度離れた隣町なので、会おうと思えばいつでも会えるという距離。
#自転車しかないけど
#電車ならいける


ところが新しい場所に住み始めてみると、生活スタイルが変化しているのでもともとの友人と遊ぶ機会は徐々に減り、新しくできた友人と遊ぶ時間が多くなる
#距離の近い子と
#遊んじゃうよね


親友とも毎日のように遊んでいたのが、今では月に1回会うか会わないかという頻度になっています。


では、この時、親友との関係性は変わってしまったと思いますか?


私は、会う回数が減ろうとも、会った時に何の違和感も感じることなく付き合うことができる状態であれば親友のままだと思っています。
#そんなことで変わるなら
#親友ではない


もちろん、相手が同じように思っているかは分かりませんが、1年に1回しか会わない相手でも、毎日顔を合わせていた時と同じような間隔で話ができて楽しめるのであれば、少なくとも関係性は悪化していないはず。


物理的距離が心の距離と比例しているみたいに考えている人もいるみたいですが、むしろ離れている方が近づくということもあるわけで。。
#遠距離恋愛が燃える理由


あなた自身は物理的距離と心の距離間(関係性)についてどう考えますか?

人をとどまらせているのは

人間関係

少し真面目な話に戻します。
今日の話の中で気づいたのは、『人を1か所にとどまらせているのは土地ではなく人だ』ということでした。


よく、『私は地元が好きだから、地元に残る』という人がいます。


私からすれば、地元のことが嫌いだという人の方が少数派なので、地元が好き=残る理由だとすれば、8割以上の人が1つの場所にとどまり続けることになると思っています。
#そりゃ好きだよね
#例外はあるけど


ところが実際はそんなことは無い。


仕事や結婚、進学など様々な理由によって地元を離れる選択をする人が多いし、一度離れてみると地元の良さを再認識すると同時に、新たな土地も捨てたもんじゃないと感じるようになる。
#住めば都


これは結局、変化することを嫌っているだけなんだろうなと思ってしまう。


ところで、『地元が好き』という言葉について、深く考えたことはあるでしょうか。


この言葉を口にしている多くの人が、地元の名物や特産品、生まれ育った場所といったその土地特有のものを好きでこの言葉を発していない気がするんです。


それは、地元が好きだという人の多くが、『人間関係』に満足している傾向があるから。


両親や兄弟といった家族がいるということはもちろん、近所の●●さんも、職場の××さんも、友人のA君も。


自分を取り巻く人間関係に不満を感じていないというか、むしろ満足している時、人は今いる場所が自分にマッチしていると感じやすい。
#地元が好きという言葉になる


何も、土地に限った話ではなく、企業でも同じことが言えます。


仕事内容が単調でつまらないと感じていても、給料が希望より少ないとしても、残業が多くてプライベートの時間が取れないとしても、社内の皆さんと良好な人間関係を構築できている場合には、愚痴を酒の肴に盛り上がることはあっても、退職を選択することは無い
#ゼロではないけど
#辞める可能性は低い


やはり、人を1か所にとどまらせているのは『人間関係』であり、『人』なんだと思う。


転居や転職といった人生を変えてしまう大きな【転】に、周りの人が大いに影響しているって面白いですよね。


本人の意志で選択したつもりが、もしかすると周りの誰かにコントロールされていたりして・・怖

じゃ、またね~!

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