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アンチDX<226/1000>

【ラジオ体操 529日目】
『ニコチンレス生活250日目』

こんばんは。
どんどん便利なデジタルツールが出てきているのに、いつまで経ってもアナログから離れられないおじさんコマリストです。


今日は『アナログ人間とDX』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんはどんどん出てくる新しいデジタルツールを使いこなせているでしょうか。


個人で使用するアプリみたいなものはもちろんですが、仕事で使用するツールも毎日のように新しいツールが公開されています
#付いていけない


ちなみに私は大学生時代からずっとWindowsユーザーなので、Apple製品の使い方は全く分かりません笑


ということで、仕事では未だにExcelとWordとPowerPointが主力。
#古いって言わないで
#意外と多いはず


新しいツールって、なかなか覚えられないですよね〜。


今日は、時間を確保するためにDX化に取り組みたいけれど、アナログの良さから抜け出せないというお話です。


Z世代の皆さんからすると、単なるおじさんなんだろうなと思います。

アナログが最強!?

仕事での打ち合わせの時、iPadを持っている人を見かける頻度が多くなりました。


彼らを見ていると、キーワードだけを画面に大きくメモしたり、ポンチ絵のようなものをその場で書いたりと使い方は様々。


そんな方達を目の前にしながら、キャンパスノートを取り出してボールペンでメモする私。


誤字脱字があったり、内容に間違いがあっても、すぐに消して書き直したり、追記やメモを自由にできるノートの方が便利だと思ってしまうんです。
#この指とまれ
#仲間いるよね


もちろん、手書きよりもタイピングの方が早いので、議事録などを作る時にはパソコンに直接打ち込みます。
#適材適所
#使い分け


けどね、簡単な絵とか文字とかを組み合わせてメモしたり、結論が分からない内容をメモする時には手書きの方が良いんです。


実は、iPadを使ってメモしている人に、何が便利なのかを聞いて、試してみたこともあります。


けどね、あれってちょっと書きづらくないですか?
#なんか太い
#上手く書けない


私だけなのかな。。


ちなみに、私は普段4色ボールペンを使っているので、アナログでメモする時には色分けをしています。


デジタルデバイスも色分けしたり、重要なところをマーキングしたりというのは出来ると思いますが、アナログと比べて感覚的にやるのは難しい気がします。


これも私だけなのかな。。笑


本も電子書籍の方が増えましたが、私は紙の本が好きで、どうしても紙の本を買ってしまいます。


本棚に並んだ紙の本を見るのが好きだし、重要な部分にマーキングしたり、メモしたり、ドッグイヤーをつけたりが自由にできます。
#邪魔だと言われるけど


電子書籍は線を引くくらいしかできない代わりに、分からない言葉をリアルタイムで検索できたりする。


どっちがいいかは人それぞれですが、言葉はスマホで調べればいいので、やっぱり私は紙がいい。


おじさんだからなのかなぁ。
何となく、アナログの方が生産性が高い気がするんです。

DX推進へのアンチテーゼ

ここ数年、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)が推奨されています。


この背景には、少子高齢化による人材不足と、生産性が低いという現象があります。


つい最近、企業のDX推進をサポートしている有識者と話し合う機会がありました。


そこに参加していた皆さんは、日頃から企業支援の一環として、様々なツールの導入を行っているとの事でした。


そんな方達なので、当然ながらDXに対して前向きな考えを持っています。


逆に私は、前半に書いてきたようにアナログの方が生産性が高いと考えるタイプ。


こんな真逆の人間がDXの是非について議論したんです。


どんな話になるのかは想像に易いと思います。
#揉めては無い
#建設的だったはず


専門家先生の意見としては、
①誰でも同じレベルの仕事が出来る
②繰り返し業務の負担が無くなる
③大企業との差別化ができる

こんな感じ。
少ない人数でも効率よく仕事をこなすことができるから、生産性も上がるという意見でした。


私は、DX推進の最先端みたいな会社でサラリーマン人生を終えているので、ツールの有用性については理解しているつもりです。
#4年前まで
#面白い世界だった


煩雑な仕事を自動化して、負担を軽減できるという部分については共感しています。


けれど、DXの推進が大企業や同業他社との差別化に有用だという考え方には納得出来ないんです。


もちろん完全にオリジナルのツールを、単独企業が開発して、自社のみで運用するという場合、当然差別化に有用です。


けれど、現代日本におけるDX推進の中心は、汎用ツールを導入することによる作業の簡素化です。


専門家が言う通り、素人がやっても同じ結果になるようなツールを導入して仕事を進めるということは、他社がやっても同じ結果が出るということ。


そんなものが差別化に繋がると言われても、納得できない。


多くの場合、ツールの開発段階では、様々な要素を数値化することから始めます。


多くの差別化要因は数値化できないアナログ的要素がその中核を担っている。


となると、差別化要因を除く部分が数値化されて、ツールが出来上がっているということです。


つまり、ツールの導入は差別化には直結しない。


ここを履き違えて、DXの推進(ツールの導入)が企業としての差別化に繋がるなんてことを堂々と言ってくる専門家は、偽物だと思います。


と、議論は熱くなったわけですが、今考えてみると、あの議論では専門家の皆さんの存在を否定してしまっていたみたいですね笑
#申し訳ない
#大人にならなきゃ


気をつけよーっと。

じゃ、またね!

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