人生に転がっている少女漫画は意外とある

あー今少女漫画っぽいいって瞬間は
女の子の憧れですよね

意外と
それ、少女漫画じゃん！
みたいな展開ってあると思うんですよ

それを今日は書きたいと思います

私は小学生はリボン中学生は別冊マーガレットで育ってきました。
リボンみたいな展開は正直ないです笑
漫画と全く一緒の展開があった訳じゃないけれど、あ、今ドラマのヒロインっぽい！って瞬間がある。少女漫画というよりドラマのヒロインのが正しいかもしれないね。

その１　中学生のバレンタイン

中学生は私真面目な子でした。
地味な方だしあんまり話さないし
親友ができてから明るくなったくらい。
その親友と会った中学二年生の時のお話。
親友には同じクラスに好きな人がいた。
私は交換ノートや昼休みにその話で盛り上がりそれを知ってるもう一人の男の子がいた。
背は小さくてでも優しい男の子。
親友と話してるとその子は話に加わってくることが多かった。目があうと手を振ってくれたり、おはようって挨拶してくれたり。
私は他に気になる人がいたので彼は眼中になかった。でも仲良くしてることでだんだんその子を知っていきたくなった。
それ、恋だよ！お似合いだよ！応援する！って親友に言われた。

これは、恋なのか。
恋をしたことがないからわからない。
でも、話せるのが嬉しい。
おやすみだと心配になるし
寂しい。

小学生は遊んでばかりの時代から
中学生という思春期を向かえ
男の子がだんだん青年になっていく年。
男の子を好きになったことがなかったし
恋愛は高校でしようと決めていたし
人を好きになるのはこっぱずかしかった。
恋愛体質になる時代がこの先あるなんて
全く思ってなかった。
小学校から知ってるのに、恥ずかしいって。

でもあれが多分私のきちんとした初恋。

バレンタインの日友チョコを私は作ってきた。
いくつか余ってしまった。
その子に渡してあげようか凄く迷った。
友達として…なら。

待ち伏せとかわざわざ渡すのはちょっと…
するとほんとにたまたまその男の子が校舎から出てきたんだ。
私はこれ、余ったからあげる！って言って渡した。え、ありがとうって言われた。
ホワイトデーなんとその子は立派なクッキーセットをくれた。
凄く嬉しかった。
親友に、俺チョコもらったんだ、すげー嬉しかったって言ったらしかった。
いい感じじゃん今度皆で遊ぼうよ
って言われたけどそれが実現することはなく
その子とも親友とも３年生はクラスが離れちゃったんだよね。だからそのあと何もないただの両思い。甘酸っぱい中学の恋。
でもあれを思いだすたび
あれは間違いなく制服を着たヒロインが
学校で両思いになった話って
物語の主人公だったなあって思う。
心の中でいつまでもあたたかく。
後日談成人式の同窓会で再会したとき
俺、好きだったよって言ってくれたから
私もって言った。　でもだから付き合うとかじゃなくあれはそんな時代もあったねってそんな話なんだってこと。
卒業式何かあるかなあってちょっとは期待してたんだけどな(笑)

その２　予備校通ってたら告白された

高校は部活に友情にそして女子同士の恋愛もあった。素敵な思い出だが同性の話は置いておいて異性から告白されて付き合った話だ。
予備校に通い大学を目指していた私。毎日予備校だけ。遊びもほぼ禁止。つまらん。つまらなすぎる。これが浪人生か。そんなある日、よく話す友達が男子のグループと話してるのを目撃した。うわ、私とタイプ違う絶対。と思いながらある日そのグループの一人と友達と私の三人で帰ることがあった。なぜかラインを交換するとその夜急にそいつからラインがきた。
そしてなぜか電話することに…
それから私にしょっちゅうラインしてきて
授業ですれ違うとラインしてきて
なんだって思ってた。そしたらなんか告白された。初めてだったし、モチベにはなるなと思って付き合った。クリスマスが近くなりツリーを見てると手を握られた。私が初々しすぎる時代だった。これが…付き合うってことかって。
まあ、私が未経験すぎてふられたんだけど、
成人式になぜかラインしてきてそのあと復縁って言われたけど次の彼がいたので、見返してやったってかんじ。はじめての失恋は病んだ。しばらく友達になっていい人になっていったけどね。

その３　バイトで出会った年上との短期間恋愛

恋したいなあと少し思い始めた頃、出会ったのはパン屋のバイト先の彼である。
なんと13歳も年上。まだ幼い私は20歳。
なんとなーくちょっと気になるなあって互いに思っていたら、飲み会がちょうどあった。
そこで仲良くなり今度出かけることになった。
そして家が凄く近所だった。
観覧車で告白され、ネックレスを渡された。
ディズニーにも行ったけど、あれは多分彼にとっても私にとっても本気ではなかったし、
私は結婚なんてまだまだ全く考えれない年齢だったから付き合ってくれてありがとうな恋だ。

その４　声優養成所でこんにちは

それからSNSで何人か会ってうまくいかなかったり色々あった時期、自分に自信が持てなくなった時、通っていた養成所で仲良くなった子がいた。レッスン後皆でごはんに行っていたのでそこで仲良くなった。家も隣の駅だった。
付き合った経緯はデートして流れだったと思う。でも稽古してるとき目があってにやってしたり、レッスンの話をしたり楽しかったなあって。結局性欲強すぎて合わなくて別れたのがびっくりだけど(笑)

その５　思わせぶりなキス

そのあと一年続いた遠距離の彼ができた。
でも価値観が合わなくて離れてもう恋愛疲れたなあって思い始め、仕事も変えた頃Instagramで話すあるあざとい男子に出会った。
会話がうまくて返信も毎日あるし
一緒に映画を見に行って、好きにならないわけないだろって思いながら。
ある日の公園。
どうやら、キスをしてしまうのは一線を超えるらしい。そりゃあそうだ。
思ってないキスでもいいの？って言われて
まあ当時寂しかった私はいいといい
キスをされた。
その時のキスがなぜか特別だったんだよな。
あざとい男子ってキスがうまいんだ。
なんかとろけちゃったんだよね。
本人には絶対言わなかったけど。
皆はだめだよ。そういう男子にひっかかっちゃ
自分が傷つくだけだから。

その６　ご近所物語

私の恋愛歴史を見ていただければ
恋多き女だった訳ですが
コロナ禍になりやることがなく
音楽アプリで何人か仲良くなり
一人と付き合い幼すぎて破局し、
そのあとついにアプリに手をだし、
一人目は失敗し、二人目で成功。
その人は私の好きなバンドを好きで、
アーティスト活動もしていた。
歌を聴いたら凄かった。
すごい人とであっちゃったなあなんて
思った。家が隣の駅で初めて彼の家に行った時
電気が暗くなった時、抱き締めあった時、
付き合ってからこたつに入りながキスした時
色々ドラマチックだった。
でもただそれだけ。そこに私を凄く大事にする気持ちはなかったから。
かなり引きずった恋でした。

その7 3Bに恋をした

3B
バーテンダー、バンドマン、
そして美容師
これも素直に好きといいたくなる人を
読んでほしいのですが、
美容師に恋をした時代がありました。

https://note.com/maryunbook/n/n9b5d28b250ce

かっこいいんだもん美容師…
頭優しく触るしお洒落だし優しいし
まさかデートしてくれるなんておもってなかったし、焼き鳥あーんされた時心臓やばかったし、毎回送ってくれるし。
憧れの好きだったし、彼はハイブランドすぎるので私には無理だったんですけどねっ(笑)

あとがき

恋してるなあという瞬間だけでなく
え！？みたいな展開が私は結構ありました(笑)
将来自分の娘がいたらお話します(笑)
よく布団の上で足バタバタしました(笑)
でも私から想う人と付き合えたのは50%。
勿論これ以外にも一週間付き合った人とか
遠距離とかアプリで三人くらいデートして
うまくいくと見せかけてふられたり、
ブロックされたり、返事こなくなったり。
ぶっちされたのが三人くらいとか色々あったなあ。全部で25人くらいは見たのでは(笑)運がないわけでもなくめちゃめちゃあるわけでもないと思っていましたが、
今タイプであり大好きでたまらん彼氏がいることに未だにびっくりしてます。

今の彼の前、職場で付き合った方がいましたね。

結婚まで考えた。でも妥協できず私からさよなら。喧嘩もしたしな。
家のこともアドバイスされたし。

https://note.com/maryunbook/n/nd5a23e2ef6f3

そして出会った今の年下のかわいすぎる彼

今が人生で最もヒロインであり、
どんな映画の主人子よりも幸せ。
まさに今そのものが
少女漫画のような展開だから。
好きな人と結ばれることは
皆その物語の主人公。

きっといろんな物語が人生にあったから
今の人と恋をしている。

今書いているエッセイは
今までのプロローグがあったからこそ
生み出された物語なんだなって。

私にとって恋愛は
仕事や学校を頑張る糧だった。
でもそれじゃあ強くなれない。
それに気付いた。
仕事や学校を頑張るから
君との時間を楽しめる。
言い方を変えるだけで
私は恋愛に前ほど依存しなくなった。

でも仕事をするうえで
大切な人がいるかいないかじゃ
全然違うことも確かである。

それは間違いない