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細部までのこだわり これ大事!

大阪はどこもかしこも桜が満開。
人出もコロナ禍以前に戻ったかのよう。

さて。
あくまでも個人的感想ですが、韓国ドラマ・映画、およびSUPER JUNIORを観始めてから、ストーリーなどは当然として、照明と撮影が日本の映像と韓国の映像が違うなぁと。あ、音声も。
アメリカやイギリスの番組などと雰囲気が似ている気がする。

☆☆☆☆☆

画面の中の俳優さんたちの≪何を魅力としているか≫の概念が違っているんだと思われる。
そして、○○(俳優)さんの魅力を伝えなくしてどうする!という意気込みが感じられる。

☆☆☆☆☆

例えば男女問わず【顔のどちら側からが見栄えするか】。

≪二十五 二十一≫の作品中でペク・イジンがナ・ヒドのいい方を『左!』と即答したように。
イ・ジュンギは右側からのアングルが圧倒的に多い。私からすれば、どの角度も麗しい!けど、カメラを通してより美しい方をお届けするのだ!という徹底した方針が製作スタッフ全体に貫かれているようだ。
ソン・ホジュンは左側から。鼻の形が美しいのでそれも踏まえた照明。

☆☆☆☆☆

【大きい手・きれいな手】が男性の魅力だ、という共通意識。

≪三食ごはん~コチャン編≫でチャ・スンウォンがナム・ジュヒョクの手を見て『きれいな手じゃないか!』と感心していた。
≪青春の記録≫ではパク・ボゴムにパク・ソダムが『大きな手ね♡』と言っていた。
≪ヴィンチェンツォ≫では童顔のソン・ジュンギの顔アップからフォーカスチェンジでゴリッと男らしい大きな手のアップ。対比でグッとくる。

チョン・ギョンホの肘から指先までがきれいなのが私のツボなのだが、ツボってるのは私だけではなさそうだ。≪賢い医師生活≫の話数が進むにつれて、ギョンホの手術前の手洗いシーンの回数と時間が増えていると思う。
またギョンホ主演≪イルタ スキャンダル≫でのPPLだった【ティファニー】のホワイトデー向けCFにも出演している。ペンダントではない。指輪だ。プレゼント用の箱を持つその手すらアップ。良き良き。

☆☆☆☆☆

【広い肩幅】の頼もしさ。

ヒョンビン、ユ・ヨンソクの広い肩の魅力はよく知られるところだと思う。
私はあまり肩幅に興味はなかった。だがしかし。
≪その恋、断固お断りします≫のユ・テオの肩!肩から続く丸太のような腕。
あ・れ・は、いい!
「肩パッド入れてます?」と訊きたいコート姿。そしてその肩幅を強調するような衣装、照明。鼻息が荒くなりますな、六十路でも。

☆☆☆☆☆

母語の発声法の違いとはいえの【深く低い声】
これも男女問わず、だが。

チョン・ギョンホも特徴のあるいい声だと思う。ちょっと引っ掛かりのある耳に残る声。
【蜂蜜ボイス】のイ・ソンギュン。
【バターボイス】のイ・スヒョク。
【キャラメルマキアートボイス】のSUPER JUNIORキュヒョン。同じく【芸術的な声】が芸名になったイェソン。

キャッチコピーをつけるのも上手だと思う。
声の特徴を個性の一つとしてしっかりアピールしているのは、声フェチとしては嬉しい部分。

☆☆☆☆☆

あと、細かいところを挙げれば・・・。

【顎のライン】→ キスシーンがひときわ映える角度から撮影。

【えくぼ】→ 深ければいい、というものでもない、ようだ。
絶妙な位置のSUPER JUNIORイトゥク。
ちょっといろいろあったけど、キム・ソノ。
≪今日のウェブトゥーン≫のナム・ユンス。

魅力的なえくぼやきれいな顎を、絶対逃さないカメラワークがあってのこと。

☆☆☆☆☆

【相手役を見つめる角度】
特にナム・ジュヒョク。高身長なのにちょっと首をかしげて上目遣いに相手を見つめるその角度。あれは可愛い。
かと思えば、パク・ヘジン。顔の角度が絶妙。文字通り高身長からの『上から目線』が役柄と相まって、キャラが匂い立つ。

☆☆☆☆☆

そして、メインキャラクター初登場のときの後光とか、風が吹いて圧倒されるモブキャラ、とか笑えるけど視覚的に状況が伝わる。
これを読んでくださるあなたの耳に♪シャララン ララ ラランラ~ン♪が聞こえているのではないだろうか?

☆☆☆☆☆

ストーリー構成と演出の濃やかさに撮影・照明・音響などのこだわりが積み上がって、重層的に作品が出来上がっていると感じられる韓国コンテンツ。

それぞれの部門のスタッフが、それぞれプライドをかけて仕事をしてることが伝わってくる。

だから、当分韓国コンテンツから抜け出せそうにない。



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