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【韓国ドラマ感想文】《医師 チャ・ジョンスク》

昨夜、《医師チャ・ジョンスク》の最終話が配信された。

Google検索結果の画像より

「え、次どうなるの?」「え、なんなん!?」などとモキモキしながら毎週配信を心待ちにしてきた。

配信が始まってから何度もつぶやいたのでもう蛇足なんだけど、ジョンスクよりちょっと年上の六十路女子の感想を。

☆☆☆☆☆

不倫夫と元さや?年下イケメンとの新しい恋?

ではないリアルなジョンスクの決断に共感しかない。

もちろん『生きてる限り恋愛は不可欠!』な女性もいるだろうが、私及び私の周りの【結婚もした、子育てもひと段落】の年代の女性なら、同じ決断をする人が多いと思う。

(産んでたとしたら)独立した子どもたちとの関係も悪くなく、分かり合える大切な友人がいて、やりがいのある何か(仕事でも趣味でもボランティア活動でも)があるなら、まとわりつくパートナーまでは【もう、いらん】のだ。
例えそのパートナーが尽くしてくれたとしても【周りに誰かが常にいる】が負担なのだ。

少し年下の知人だが、どう見ても家族円満仲良しさんの彼女が、ご近所のずっと独身だった、とか旦那さんを見送って、あるいは別れて独り身になった年配の女性たちがイキイキと友だち同士で楽しそうにしているのを羨ましいとこぼしていた。

私も同感だ。

老いることへの不安、病気も怖い、認知症になったらどうしよう、など心配事は尽きないが、それでも【毎日とりあえず自分のことだけ考えればいい】というのは、すごく【楽ちん】なのだ。

まだまだ若い方には想像できないと思う。
私だって若い頃こんなふうに思う日が来るとは夢にも思わなかった。

欧米のドラマや映画では亡くなる間際まで色恋沙汰がテーマになったりしてるけど、正直「嘘〜ん?」と感じるようになった。

気の合う老女同士で適当な距離感のあるシェアハウス、が私の老後の憧れの暮らしだ。
(オットごめんよ)

そんなことまで考えてしまう最終話だった。

視聴者の性別・年代によって感想も違うだろうドラマだった。
振り返れば重い主題のストーリーが楽しく笑える作品に仕上がったのは、俳優陣と製作陣の力だと思う。

何度も重ねてになるが、ぜひ!!!

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