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【感想文】《真心が届く》〜《私を愛したスパイ》

華やかな印象とピュアな印象が程よく混在してるユ・インナ。

二番手あたりの立ち位置で、主役も画面も引き立てる印象的な女優さんだなぁと感じていた。

そして《トッケビ》!
その死神&チキン屋さんカップルが帰ってきた!のがこれ!↓

《真心が届く》 

Google検索結果より 

捏造されたスキャンダルで干された女優、ユ・インナが、カムバック企画のドラマの準備に、法律事務所で3ヵ月働くことになって、弁護士イ・ドンウクの秘書となる。

スカウトされて高校時代にデビューしたので、一般的常識を知らなかった彼女が、事務所での仕事を通して成長し、恋も知ることになる...。

所属事務所の社長の従兄弟が、所長のオ・ジョンセ。ファンクラブ会長であることはヒミツ。

事務所の同僚弁護士たちや秘書たち、事務長、またイ・ドンウクの大学の同期の検事たち、依頼人と関わる中で、『世間知らずの女優』から『聡明な、意志を持つ女性』へと変化していくさまが見事に演じられている。
声もグラデーションで低くなっていく。

ユ・インナとイ・ドンウクのやりとりは、観ていて安定感。

PPLの一つにCHANEL HOMMEの化粧品。
ついてるスポンサーで、ドラマへの評価や期待が日本でも窺えるのはちょっと楽しい。

それから個人的好みだけど、イ・ドンウクは額を見せる髪型だとより美しいと思う。

《私を愛したスパイ》 

Google検索結果より 

ブライダルドレスのデザイナーのユ・インナの前に前夫エリックが偶然姿を見せる。

ドレスの注文主が挙式直前に殺害され、どうやらその事件にエリックが関わりがあるらしい...。

だが、実は前夫はインターポールの捜査官で、別れたもののユ・インナに未練タラタラ。
一方ユ・インナはイム・ジュファンと再婚していたのだが、その現夫は...。

華やかでスリリングで楽しくて爽快なスパイもの!

この作品でユ・インナは、前夫にも現夫にもすごく愛されてるし、それぞれを深く愛しているけれど、冷静に自分のやろうとしていること、やりたいことを見極める、魅力的な自立した女性を演じている。

いざとなれば、射撃競技選手だった前夫から学んだ射撃技術を発揮するし、洋裁師の魂である裁ち鋏を相手に突き立てる事も躊躇わない。

複数の国が係る産業機密をめぐるスパイたちの争いのど真ん中で、やるべき事をやり遂げる。

見事!カッコいい!大好き!

インターポールの韓国事務所が出版社を装っていて、エリックの上司キム・テウが名目上その社長なのだが、《ロマンスは別冊付録》で彼が出版社の代表役だったことを思い出させるシーンと台詞があって、それも楽しい。

2作ともおすすめですっ! 

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