Lawl

きみを笑う誰かがいる            その嫌悪感を抱かせる笑いが         きみの美しさを浮き彫りにする

あれはあれで世界の在り様          僕にとってはくだらないの権化        互いにたいして知らぬ            目耳障りな遊園楽団同士なんだろう      

赤子を抱くようなかたちで触れる       そんなこと四六時中             誰彼かまわずにできるわけもなく       人当たりのいい人になんの恨みはないが    わたしはそうはなれませぬのよ        

冷たいといわれればそれまで         きたないといわれればそれまで        ガキと言われればそれまで          別にそれで構わない             テレサのような優しさなど その笑顔に潰されぬために過去の自分の家に捨ててきた      やさしいと言ってくれたあの子は       いまの僕をみたらなんて言うだろう      そのやさしさで生きていこうとしたけど駄目だったよ                    姉に枕にされてつぶれてしまったくまのぬいぐるみなんて                  とうのむかしになくしてるんだ

僕をわらう誰かがいる            やさしいと知ればつけあがる         やさしいって底抜けじゃないならならなめられるだけ                    愚かさに気付かない奴等の餌食        そいつらが浮き彫りにする          世界はクソだって              でも知ってる                クソなのは世界じゃなくてそいつらだ     そして知ってる               俺も充分クソ、だけど            お前らと一緒にすんな            


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?