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『平等』についての考察

自分に対して自己評価の低い人っていますよね。

というか、日本では、ほとんどの人が基本的に自己評価が低いように思います。

何故か?

それは、日本独特の感覚である『謙遜の美徳』という、ある意味厄介な感覚が存在しているので、うっかり自画自賛でもしようものなら、明に暗に叩かれます。


しかし、頑張った結果をみんなに伝えたいという気持ちは当然ですし、賞賛してもらう権利はあります。


一時期『みんな同じ』という風潮が流行り、小学校の運動会で、1位の子をゴール前で止めて、全員揃ってから「はい、ゴールしましょう」と全員並んでゴールしたということがありました。

それを知った外国の人から「1位の子の権利侵害だ」という意見が上がったそうです。


『謙遜の美徳』とは、これと似た状況を作っているのではないでしょうか。

謙遜しているだけのつもりでも、そういう態度を取り続けていくと、本当にそんな感じに思えてきて「自分なんてつまらない人間なんだ」とマインドコントロールされていきます。


そこが問題なのです。

日本人に、うつ病が多いのも、自死者が多いのも、根底にある日本の考え方が遠因のように思えてなりません。


平等の原理をはき違えると、大きな社会問題を引き起こしかねないと憂慮しています。



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