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IBD患者の今宵の食卓第二十二卓

真夏を思わせるような日差しの日もあれば肌寒く冬に逆戻りしたような日もあり、天気もぐつつき気味の日も多く所謂「季節の変わり目」の日が続いています。
今回はちょっと肌寒かった日に中華粥を作ってみました。

お品書き 4月18日(夕)
・中華粥(干椎茸、干きくらげ、マッシュルーム、干蝦、枸杞子、松の実、  芹)
・トッピング(牛薄切り、鶏ささみ、生帆立、貝割大根、ほうれん草(下茹で 済のもの)、ワカメ、搾菜、メンマ)

胡麻油を数滴垂らして香りづけ

出汁に枸杞子や干椎茸などを加え生姜をスライスして入れ鶏ガラスープの素で味付けして煮込むと自然と中華風の味のスープが出来上がります。これはガラスープの素以外にホタテスープの素、味醂、薄口醤油で味付けしました。
スープの色が褐色なのは醤油の黒さではなく主に干椎茸と干きくらげの戻し汁の色から出たもので薄口醤油は隠し味程度にしか入れていません。

スープが出来上がったら雑炊を作る基本でご飯を一度流水で水洗いし、パラパラになったものをスープの中に入れてひと煮たちさせれば出来上がりです。最後に胡麻油を数滴たらすと香りが引き立ちます。

粥の熱で火を通す

牛肉はしゃぶしゃぶ用の薄切り、鶏のささ身も薄くスライスしておけば熱々の粥をかけただけで火が通ります。牛肉は一切れ二切れでもそれがあることでゴージャス感が倍増します。写真の量は二人~三人前です。

ほうれん草は軽く下茹でして

メンマは『割り箸を煮込んだものだとずっと思っていた』という人の話をいつかラジオか何かで聞いたことがあるのですが、実は私も幼少の頃《その頃はメンマという呼び名はなく「シナチク」と呼ばれていたのですが》そういうように思っていました。実際その頃のシナチクというのはボソっと固くて何の旨味もない(本当に割箸を煮込んだような)無機質な感じのものだったように記憶しています。
今は桃屋の瓶詰にしてもラーメン屋さんのものでもその頃とは別物のように柔らかくシャキシャキとしてとても美味しくなりました。

ご飯は洗うと粒が引き立つ

中華粥は作る手間としてはシンプルであまり煩わしさもなく、トッピング次第ではちょっと体調の悪いときでも、また華やかなパーティー料理にも使えるようなものにも変化します。

肉類や帆立が余ったので翌日の料理に使いました。この日の翌日の料理の話は次回に書きます。

ゴールデンウィークは例年家庭菜園の仕事が忙しく、あまり遠出をすることはありません。今年も例年同様なのですが、ゴールデンウィーク過ぎたころにまた旅行(「北海道・北東北の縄文遺跡群」の昨秋周り切れなかった所)に出かけたいなと現在計画練っているところです。こちらに行ったときはまた『縄文スローライフを旅する』のほうでレポートしたいと思います。








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