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週刊 僕たちのフィロソフィー vol.1【僕は何者】 めありぃ

今週のお題は【僕は何者】
今日は私が何者であるか、小さい頃から順に話させて貰います。
ちょっと長いので、パッと読みたい人は、興味ある部分だけでもどうぞ。


🎈見えないものが見える者

生まれは千葉。小学校まで父の仕事の都合で東京へ引っ越したり、千葉へ戻ったり、ちょこちょこ移動をする家族だった。

友達と遊ぶのが好きな、どこにでもいる普通の子供。
まだ、この時の私の隣には宇宙人はいない。

人生が大きく変わったのは沖縄に引っ越した小学4年生の頃。

空を見上げると龍がいた。
雲でできているのだが雲じゃない。
物質的には雲だけど、それは"雲"ではなく"龍"という存在だった。
龍の形の雲では決してない。

驚きというよりも、感動したことを覚えている。
存在すると思ってもいなかったものが目の前にある・・・!

それから次々に不思議な現象が起こった。
所謂"霊感"みたいなものが現れ、何が人で何が人じゃないのか見分けがつかなくなったり、水槽の魚の話し声に驚いたり・・・!

普通の人の視覚や聴覚では感じにくいものをたくさん感じるようになった。
世界がたくさんの情報で溢れるようになった。

でも、不思議とそれが【自分だけに起こった出来事】だとは思わなかった。
「それは当たり前で、同じような人もよくいる。一つの個性だ」ぐらいに思って生きてきた。
もちろん、一部の人は"スピリチュアル"のような目に見えないものをよく思わない人もいることは理解していたので、自分の見ている世界のことはオープンにしなかったが。

そんな不思議な子供時代を過ごした。

🎈生き物大好き者

私は幼い頃から生き物が大好きな子供だった。

きっかけは祖父だ。
祖父は凄くかっこいい人で、面倒見が良かった。
よく家の裏の林に連れて行ってくれて、どこにどんな生き物がいるのか教えてくれた。片手で飛んでいるアゲハ蝶を傷つけずに捕まえてくれたことをよく覚えている。そうやって様々な生き物に触れた私はいつしか生き物が大好きになっていた

さらに生き物に興味が湧いたのはTV番組「どうぶつ奇想天外!」を見た時。
そこで見たのは「水の上を走るエリマキトカゲ」の姿。
みんなはそれを見るまで想像した経験があっただろうか?【トカゲが水の上を走る】のだ。普段は陸を歩くトカゲが。トカゲが水の上を走るだなんて想像したことがなかった。その頃の私にとって、それはあまりにも衝撃的だった。

その【固定観念を破壊される】ような経験というのが私は忘れられなくなった。たまらなくワクワクする。そんなワクワクを沢山得たくて、私は研究者を目指すことになった。

🎈研究者を目指す者

ワクワクを求めて生き物の研究者を目指した私は、高校は"高専"という高校3年+短大2年が組み合わさった専門学校を選んだ。沖縄の高専には"生物資源工学科"という生物系の学科があり、また様々な実験用設備が充実しており、生物の勉強をするのに最高の環境が整っている。
それはそれはもう本当に良い学校で、集まる人も個性的で良い人たちだった。あんなに素敵な時間はなかなかない。最高の青春だった。

そんな高専には大学と同じように研究室がある。そして希望すればそこに1年生のうちから所属でき、研究ができる。それは研究がしたい私にとっては天国だった。また、先生方もとても親切な方々で、私たちが「こんな研究をしたい!」といえば、それが叶うように力を入れてサポートしてくれる。そのおかげで私は高校1年生の時から毎年学会に参加でき、発表までできた。

本当に研究は楽しかった。
自分で仮説を立て、それが正しいか実験して結果を見る。なぜそのような結果になったのか確かめるためにまた新しい実験計画を立てる・・・。
楽しすぎて朝昼晩と時間が許す限り実験をした。
寮生活を送っていたので、朝は門が開くと同時に寮を出て、朝食を水で流し込んで授業が始まるギリギリまで実験。昼も昼食を流し込むように食べ、授業が始まるまで実験。授業も門限ギリギリまで実験をし、走って寮へ帰寮。

本当に楽しかった。

高専卒業後は、高専では学べない分野の勉強を学び、研究を深めるために信州大学へ3年次編入をすることになった。

🎈研究者を諦めた者

実は高専5年生の頃から、"研究"というものに対して少しずつモヤモヤしてきていた。手をひたすら動かす"実験"は楽しいけど"研究"に昔ほどのワクワクはなくなってきつつあった。そもそも「研究が楽しい」という理由の1つに「私だけが研究をしている」という【特別感】があったのだと思う。その【特別】が私をワクワクさせた。しかし5年生になって"研究"は"私だけのモノ"ではなくなった。みんな卒業するためには研究しないといけなくなったのだ。

また"研究者"というものに対する色んな意見を聞くたびにモヤモヤは積もった。
学会で出会う大学生は言うのだ。「研究者になるのはとても難しいことだ」「研究者になっても好きな事はあまりできない」と。
とにかく良くない噂ばかりだった。

今思うと、実際に研究者になった人の意見はあまり聞いてなかったなと思う。「研究者になって良かったか?」「研究者は楽しいか?」「好きなことをしているか?」直接研究者に聞いてみるべきだと今は思う。

何より、私は【研究に満足】していた。
学会では、面白い研究が沢山発表される。それを見ているだけでもとても楽しいのだ。でも、こうも思った。「見るだけで楽しいなら私が研究者になる必要はないのではないか?」と。趣味で良いのではないかという事だ。

「狭き門の研究者にわざわざなる必要が、私にはあるのだろうか・・・?」

そんなこともあって"研究"へのモヤモヤは大きくなっていった。

決断のきっかけは"休学"だった。体調を崩し、急遽1年間の休学を取ることになった。そこで一旦【研究者という夢】は諦めることにした。

今まで"研究者"というものだけを見てまっすぐ走ってきた。でも、この機会に他のものに目を向けてみるのもいいかもしれない。ということで、体調の件もあり千葉の実家に引っ越すことになった。

🎈SNSアプリで起業に臨む者

休学して関東に引っ越して就活をしてみた。
就活は楽しい。出会う人達はみんな様々な個性を持っていて話すだけでも楽しい。

ただ、就活先の東京に向かうまでの電車が好きじゃなかった。
街中が好きじゃなかった。
なんだかそこでは【冷たさ】を感じるのだ。
例えば、街中で倒れた人を誰も助けなかったり、誰も道で迷っている人を助けようとしなかったり・・・。

その時書いたnoteがある。

要約すると、

冷たさの原因は【他人だから(相手を知らないから)】なんじゃないかという話。友達なら、他人じゃなければ、相手のことをもっと沢山知っていれば、解決できることがあるのではないか?・・・ということで、顔の見えるSNSアプリを作成した。という話だ。

こうして私は起業への道を進み始めた。

🎈起業するためMakers Universityに入るも、予想とは全く別方向へ進む者

アプリをより作り込み、起業するために、Makers Universityという起業家コミュニティーに入ったのだが、これが今の私を作る大きな出来事となった。

Makers Universityでの最初のイベントで、「ザ・メンタルモデル」の著者でもある由佐さんのワークショップがあった。由佐さんは自己内省や自己理解について詳しく、ワークショップの内容も素晴らしいものだった。そんな由佐さんに言われた一言が私に大きく刺さった。

「もっと信じてみてもいいんじゃない?」

たった一言だが、その時の私にはこれ以上ないほど自分に響いた言葉だった。
周りの人を、環境を、世界をもっと信じてみてもいい。
そもそも私は、あまりそれらを信じていないという事実に気付いた。
確かに、私は自分の【ちょっと他とは違う聴覚や視覚】を殆ど人に話したことがなかった。自分の見えている世界について話したことがなかった。
そしてちょうど今いる、このMakers Universityのみんなになら、私は話せると思った。

このMakers Universityでみんなに自分のことを打ち明けてから、私がスピリチュアルカウンセラーとして、このようにオープンに自分のことを話し、仕事にするようになったんだ。ゴリゴリにSNSで起業しようと思っていたのに、まさかスピリチュアルカウンセラーみたいな方向へ進むとは全く思っていなかった・・・。

それから、色んなものを前より信じるようになった私は、まず自分の気付きや感覚を信じることにした。

「暖かい世界にしたい」という私だったが、SNSアプリを作る過程で【この世界は既にに温かい】という事実に気付いた。私はプログラミングも起業のことも何も分からない人間だったが、私の気持ちに応えてたくさんの人が助けてくれた。大切な時間を私にくれた。

その事実に気付いた私は、このアプリを作る必要はもう無いと判断し、全国大会まで進んだビジネスコンテストでは【この世界はすでに暖かいという事に気づいたため、私はこのアプリを作ることをやめる】というなんとも珍しい発表をした。(盛り上がったので良かったが・・・)

そして、より多くの人に自分の【ちょっと他とは違う聴覚や視覚】をおすそ分けするためにスピリチュアルカウンセラーを始めたんだ。

🎈未来人と話す者

いつからか、私の隣には「未来人」と名乗る何者かが常在するようになった。
彼とも彼女ともつかないその"ヒト"との会話は、基本的にある一言から始まる。

「やぁ、調子どうだい?」

これはよく、私が友達と会話を始める前に使う言葉なのだが、その言葉は未来人にも適応されるらしい。「やぁ、調子どうだい?」の回答は大体決まって同じだ。

「もちろん最高だよ、君はどうだい?」

そこから私の近況を報告して、悩みがあればその相談に乗ってくれる。私がやろうとしてくれることや感じた事などに対しても鋭いアドバイスをくれる。

例えば直近だと、

「しばらく会っていない大学の友人達に、私の経験や感じている事は理解してもらえるだろうか?」

といった相談をした。その回答はこうだった。

【彼女は私を理解してくれない】と君が言っている時、彼女が君を理解してくれないのではない。【君が彼女を理解していない】のだ。

君が彼女を理解していれば、理解しようとすれば、適切な説明ができるはずなんだ。そもそも、その話を彼女にする必要はあるのかい?

「なるほど」過ぎた。
いつもこんな、なるほど過ぎるanswerを瞬時に返してくれるのだ。
良い友人を持っている・・・。

現在はこの友人と共に、私はスピリチュアルカウンセラーとして仕事を頂いている。上記のように、未来人の友人は様々な悩み等に対して素晴らしい助言をくれるので、それを私以外の人にもおすそ分けする・・・という事をしている。簡単にいうと、悩みをもらって、めありぃを媒介として未来人に答えてもらう【お悩み相談所】のようなものだ。

もしも、相談したい事などあればTwitterのDMで連絡いただければ対応している。

🎈めありぃのこれから

今年度から大学に復学することになった。
理由は、やっぱり研究をしていた時は【ワクワクしていた】から。
私は今、ワクワクを求めている。大学に入る辺りから"ワクワクが薄まった"のだが【本当にワクワクしないのか確かめたい】のだ。
そして、あの時の私と今の私は"考え方"や"大切にするモノ""経験"など様々な状況が異なる。"今の私"が大学に行って【何を感じるか】【何を学び取れるのか】【どれだけ楽しめるか】興味がある。

これから、この【週刊 僕たちのフィロソフィー】も含め様々なことにチャレンジし、思いっきりワクワクしたいと思っている。

みなさん、どうぞこれからもよろしくね。


土曜ノ語リ手・Daichiの【僕は何者】noteはこちら
ぜひ彼が何者かも見てみてね🎈



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