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私が東洋医学をスゲーと思ったこと

東洋医学にのめりこんだ私ですが、いまいち、実は占い?迷信?の域を超えられなかったころ、起こった事件(笑)です

素問という東洋医学を志す人は、大体読むであろうポピュラーな古典に、
夏、動かず発汗せずにいると、秋に肺に熱がこもり、乾咳がとまらなくなるという一節があります。

私はうそやろ!咳なんて、生体の防御反応なんやから、アレルギーかウイルス・細菌などの原因がないと起こらないし、感染症はこの衛生的な日本で、急には発生しない(コロナ渦の前の話です(笑))アレルギーは体質で決まっている。そんな、夏、発汗しないだけで、そんなことなるわけないやん。喉が乾燥したって、飴でもなめればすぐに治るしと思ってました。

ところが、数年前、開業したころ、日本の夏が異常気象で気温が高くなりすぎ、熱中症の危険があるため、みんなエアコン環境の中で涼しく、静かに汗もかかず、快適に生活していた年、秋に謎の咳がとまらない悩みで、来院される患者さんが多くてびっくり!

みなさん、口をそろえて、病院に行ったんやけど、アレルギーかな?よくわからないという感じで言われたとのこと。今までこんなことなかったんやけど・・・。と。

古典おそるべし!!

古典を古代の遺物と思って、馬鹿にしていたこと、すみませんでしたと心の中で謝りつつ、患者さんには偉そうに、東洋医学では当然の機序なんですよと語りました(笑)ごめんなさい(-_-;)

そこから、本当に真面目に勉強し始めました(笑)

昔の人が言うこと、きっと理由があるはず、現代には合わないと排除せず、ちゃんと考えていこうと思ったきっかけでもあります。

で、私が言いたかったこと、東洋医学はすごいんです(笑)

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