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急接近?でもドキドキしない

出逢ってはいけない人と
出逢ってしまったような感覚

なぜなら、
自分を見失ってしまう
そしてまた傷つく
そう思ったからだ

彼からは
時々思い出したように連絡が来た

今日はどこどこに出張だ
今日はいい天気だね
これから空港に向かう今の風景

そのメールに
丁寧に。。。
いや、一線を引くように
私は返事を返していた

後で彼から聞いた話だが
私はなかなかガードがかたかった。。。と

半年くらいたったころに
彼が講師として私の住むところに来ることに

私は会える
そう思って仕事の都合をつけた

そうは言っても100人近くは集まるので
おそらく会えてもほんの挨拶だけだろう
その覚悟はしていた
でも、彼の話す話を聞きたかった
私の心にすんなり入る彼の話が聞きたかった

その当日、やはりいろんな人と挨拶をしながら
忙しそうにしている彼
話す事はできないだろう
そう思っていると

私のそばに来て話し始めた
私が座っていて彼が立って話をしているのが
なんとなく嫌で
私は椅子の半分に腰掛けて
半分を彼に譲った
そして彼は私にくっついて座った

その時どきどきではな
それがまるで当たり前のように
凄く自然だった

一般的に言う
パーソナルスペースを一気に飛び越えた

彼は本当に人たらしだ
そう思った。。。。

この事が
私達の関係を加速させるきっかけになった

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