カフェのパスタが美味しくない
つまらん人生を生きている自覚がある。
昔から人に恵まれてきた。
私はその人の魅力的ところを見つけるのが好きな性分だし、それを超えて私の周りにいるのは魅力的な人ばかりだ。
で、
「素敵な人には素敵な人が集まる」とか
「周り5人の平均が自分」とか
言うけれど、あれは嘘だと思ってる。
そんなに私はできた人間じゃないし、魅力がある人間でもない。
これは謙遜じゃないし、無駄に他と比較して自分を卑下してるわけでもない。もちろん同情されたいわけでもなく、だからこれらを否定されると自分の人を見る目さえも評価できなくなる。
ほんとに"おもしろくない時間"を過ごしているの今の私。
心底おもんないし、逆に、おもしろくしていけると期待している。
少し前、熱中していたことがあった。
毎日朝から楽しくてがむしゃらで、そしてどうしようもなく不安だった。
カフェのパスタが美味しくなかったあの日も私はアグレッシブで、その後に飲んだカフェラテは比較的美味しかった。美味しくなくても幸せで満たされていた。
最近、暮らしやさまざまな関わりのなかで分かったことがある。
それは、謙虚な人に世界は広がっていくんだってこと。
私はこの先、人の話にまっすぐ耳を傾けられる人でいたいし、
素直に誠実に人のこと信じられる私でいたい。
それに、私だってまだ中二病でいたい。ダサくても泥臭く全力でいたい。
ああキラキラ学生だった頃の私よ!
こんな大人になってごめんやで!
こんな自分も必ず糧にしてもっと強く優しく幸せになるからね!
約束するから、今は一旦許してね。
ちなみにもうあのパスタは食べない。カフェのパスタだって美味しいほうがいいし、せっかく食べるならとびきりのパスタを食べたい。
何の話だって感じだけど、私の生きるを記す。
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