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【雑記】ESを読んで感じたこと

今年もOB訪問を受ける季節がやってきた。

私はマッチャーを使っているので、申し込んできた学生のプロフィールを見ることができる。

学生のプロフィールには、大学名に加えて、ゼミ、資格、趣味、アルバイト、サークルなどで取り組んだことが書かれている。

取り組んだこと自体はとても面白そうでだが、何かのテンプレートに流し込んだ文章になっているように見えて、とても勿体無く感じてしまう。

そこで本日は、学生が書いたES(ガクチカ)をいくつか取り上げ、私の心の声を書いてみようと思う。この記事を読んでいる方が学生であれば何らかの参考になれば嬉しい。

■ガクチカその1
サークルの部員数を10名から20名まで増加させた。サークルの認知度を高めるためにイベントを開催しようと考えた。どうすれば成功するかを日夜メンバーと議論した。結果、イベントは大成功に終わり、部員が増えた。この経験を通して、失敗を恐れずに挑戦することの重要性を学んだ。

■OBの叫び
数字が具体的に書いてある。おそらくどこかの就活サイトに「成果は定量的に書け」と書いてあったのを参考にしたのだろう。それ自体は悪くない。悪くないのだが、まずあなたがサークル内でどのような立場だったかを知りたい。リーダーとして皆を引っ張ったのか、リーダーを支える立場にいたのか、それだけでも良い。必ずしもリーダーである必要はない。

イベントは大成功だった、とさらっと片付けないでくれ!日夜議論するだけでイベントが成功するわけがない。イベント当日までに準備することは山ほどあったはずだ。予定通りに物事が進まないこともあっただろう。メンバーとの対立、ケンカ、いざこざも経験したはずだ。それらを書いてくれ!その上で、あなた個人はどの仕事をしたか、どんな存在だったかを教えてほしい。メンバー間の対立を仲裁したのなら強烈なアピールになる。

最後の文章もテンプレっぽくて本心を書いていないように感じてしまう。前の文章からは失敗を恐れていたようにはとても見えない。
そもそも部員を増やすのが正解とは限らない。少数精鋭でもいいじゃん?とつっこまれるかもしれない。部員を増やさないとならない理由を書いてほしい。使命感でも良い。自分で打ち立てた目標でも良い。

すみません。少し疲れてきたので本日はここまで。
若さは素晴らしいと思います。みんな、明るい社会人になってほしい。

読んで下さり、ありがとうございました。

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