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8月のお店

8月に入った。やっと夏らしい日がやってきてお店のクーラーを今夏はじめてつけた。迎えた最初の土曜日(土日オープンなので)ありがたいことにたくさんのお客様、同時に締め切った店内の人口密度の高さに自分の中で危険信号が鳴る… 隣の陶房では陶芸教室、うつわのお買い物のお客様、お茶をされているお客様、狭い店内で密回避をするためには喫茶をお休みする選択肢しかないなと…。喫茶の再開を楽しみにしていらっしゃるお客様本当にごめんなさい。安心してお茶ができるようになるまでお休みします。

お店を営んでいる方はいま本当に悩ましい思いをしていると思う。共存していくしか今はないけれど、うちの場合、県外の方、夏休み中は帰省中の方が特に多いのですこし怖いなが正直なところ。毎年、おかえり~!綺麗になっちゃって!なんて言いながら帰省してきた若い子たちと再会を喜びあう夏だったのになぁ… そういうホームタウン的な、帰ってきたらあのあばちゃんに会いに行こう的なそんな店でありたかったけど今年はそうもいかない。

いま、小さな店を営むわたしができることは2つ。

1・喫茶営業はお休みしてうつわの店として物販のみ

ゆっくりお茶をのみながらその場に居合わせてたみんなでワイワイおしゃべりしていつのまにか輪が広がっていきその中で生まれた企画もあった。田舎は絶対的にお店が少ないので例えば固いハード系のパンが食べたくてもすぐには買いにいけない、よって自分で作る思考に。話してみるとすごいスキルを持つ方たちがたくさんいる!そんなスーパーマダムたちにお店を手伝ってもらうことも多々あった。そういった集まって何かをするはまたいつの日か出来る時がくるのだろうか… いまは我慢。

2・予約制にして少人数でのお買い物を楽しんでいただく

平日は事前にご連絡いただきその時間に都度対応をさせていただいている。ふらりと立ち寄るってわたしは好きなんだけどそして自分の店もふらりと立ち寄ってくれる店で有り続けたいがいまはそういう時代じゃないのかな。

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そんな訳でいまはこのスタイルで続けていこうと決めた。できないことに落胆するばかりではつまらない、できることを真摯にやっていこう。そんな思いの夏の盛り。

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