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沖縄県久米島マンゴー農家の昌泉さん

私が生産者さんに会いにいくことの大切さをしるきっかけになったのは
沖縄県久米島の赤鶏牧場の山城昌泉さんとの出会いがあったからです。


ちょっと話はそれますが
過去に書いた「美味しい革命」でユニットを組んでいた時に
同じメンバーであった山田雅恵さん(現・旅する発酵倶楽部)に
久米島に連れて行ってもらってから始まります。


沖縄には、数回行ったことがありますが
実は沖縄の離島である久米島にいくことは
初めてでして
「宮古島」「石垣島」はよく聞きますが、
久米島って
正直、なにがあるのかもわからないような場所でした。

ユニットを組んでいた時代、
料理会のメニューを決めている際に
山田さんはよく
「○○さんのお野菜」とか、「▲▲さんのお肉」とか
スーパーでは買うことができないような食材を使うことを大切にしておりました。

久米島赤鶏牧場の昌泉さんのお肉を使うこと機会が数回あり、
お名前だけは知っていて、
久米島赤鶏牧場美味しい鶏肉も食べる機会もありました。

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話は本筋に戻ります。

そんな私と久米島の接点は山城昌泉さんのお肉をイベントで使わせてもらったことから始まります。

そして私が生産者さんの食材のSTORYを伝える料理家になりたい!と思ったのは、山城昌泉さんの話を聞いてからなので、私にとっては運命を変えた人でもあります。

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初めて久米島
そしてやっと久米島の赤鶏牧場の訪問。
今まで、野菜を育てている農家さんには、お会いしたことはありますが
食材として動物を育ている生産者さんの元へ行くのは、初めてでした。

平飼いで育てられている鶏たち。
元気に「こけこっこー」と、走っているではありませんか!!

よくテレビとかで見るゲージにぎゅうぎゅうになっている
鶏たちではなく、自由に走っている鶏でした。

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普通、生産者さんは育てること迄がお役目で

屠殺してお肉にする現場まで携わる人は、多くはないでしょう。
そんな中、昌泉さんは、お肉になるまでを見ている生産者さんでもあります。

昌泉さんがさらっと言った言葉が、私にとってはとても衝撃的で
今でも鮮明に覚えております。

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「初めて鶏の首を切った時の血の温かさを忘れることができない」
「お肉をみれば、ちゃんと育てることができたな〜と思う鶏もいるし
この子はちゃんと育てることができなかったな〜と思うこともある。」

もちろん野菜などの植物にも命があるのですが、、
足がある生き物を育てている生産者さんは初めてでした。
私はその時、昌泉さんが言っていたシーンが未だに忘れることができず
今でも鮮明に覚えております。

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生産者さんは生命あるものを育てているから
お休みなどはない。お休みがないから旅行もいけない。
その当時、昌泉さんは新婚さんでして
普通なら(もはや普通はわかりませんが)
ハネムーンにいくことも、出来ない。

365日、毎日、そして何年も餌をあげて世話をみる。

当たり前のようだけど
決して簡単ではなく、本当に本当に尊敬するお仕事です。
また久米島は良きせぬ台風などの影響も多く
自然をもろに相手にするお仕事である。
(強風によっては鶏が飛んでしまうこともあるらしい)

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そんな彼らの毎日があるから、私たちの「食」があるのですね。
頭では想像することができるけど
実際にその土地にやってきて、生産者さんと話をして食の大切さを肌で感じたのでした。

これを感じている人、感じようとしている人、
知ろうとしている人ってどれだけいるのだろう。
いや、そんなこと、知らないよね。

知らないことがいけないのではなくて
単に知る機会がないよね、
地域の人にとってみたら、当たり前かもだけど
「当たり前」なんてそんなのなくて。

「当たり前かもしれないけど、当たり前それをちゃんと現実を伝える人になりたい。」
そう純粋に思えたのは久米島の大地に足を踏み入れたからでした。
東京生まれ、東京育ちだから、そんなことを思うのかもしれない

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この時の久米島での滞在は、生産者を巡るだけではなく
そこで色々な「人」と、必然的に出会うことなるのですが
私の今後の活動へと繋がるなんて、その時は思っておらずでした。

どこかの記事で書いた気もするのですが
きっとこういう人生を変えるようなきっかけの原石って
コロコロ転がっていて、それを拾おうとして、見ようとするか

それとも見ないよう、気づかないようにするかで
そのあとの人生が、変わると私は思っています。

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その時は、ただただ色々な人との出会いが新鮮で
「いつか私もこうしたい!やりたい!」と
希望に溢れていたのは、確かなことでした。

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最近は
「寛子さんみたいに自由に生きているにはどうしたらいいのですか?」
と、聞かれることが多いのですが、いつも
「自分のわくわくに嘘をつかないこと」
と、お返事をしております。

結局のところ、自分のやりたいことって
自分の心は知っているのです。
その心の声を大切に聴こうとするのか、聴こうとしないで
蓋をするのか?そのどちらかなと思っているのでした!

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