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一人営業通信dgtl_Vol.1「バイヤーから営業へ」

元バイヤーが書いてみる

※この記事は、2018年にに営業ツールとして発行したニュースレターを加筆修正してnoteにアップしたものです。

はじめまして広告制作の会社で営業担当をしております佐藤と申します。このニュースレターのタイトルにもありますように、弊社の営業担当は私一人です。いえ、決して寂しくはありません。看板を背負って奮闘するのですからやりがいのある立場です。
さてこうしてニュースレターというツールを立ち上げるにあたって振り返りますと、担当になった時から「この会社の営業として、自分にできることは何だろう」そんなことを毎日考えていたように思います。

その思索の果てに、私が思いついたこと。

それはズバリ「前職の経験を活かして、広告やデザインで、小売りとメーカーの橋渡しをしよう」というものです。
下の自己紹介にも書きましたが、私は2005年4月~2017年3月まで、札幌市内の百貨店に勤務しておりました。職歴をざっと記載しますと、①酒売り場商品担当兼食品ギフトバイヤー、②生鮮総菜売り場担当兼食品ギフトバイヤー、③食品セレクトショップアシスタントマネージャー、④食品物産展担当バイヤーと、在籍期間の全てを食品部に身を置いており、更にその大半をバイヤーとして、理想の商品を探すことに費やしてきたわけです。

数ヶ月前までの私は、売れる商品を探す側の人間でした。そして今の私は商品を生み出すために依頼されたデザインを作る側にいるわけです。
つまり今の私は「どういう商品を小売のバイヤーが欲しがるのか」を知っており、そういう「商品作りをデザインや広告で実践できる」という環境にいることに気づいたのです。
これを使わない手はないと思いました。価値のある情報を温めておいたって、誰のためにもなりません。
可能性のある商品を売りたくても上手く商品化できないメーカー、売るための商品が欲しくても理想的な商品が見つからないお店、その両者の間にある溝を、デザインや広告によって埋めることができるんじゃないだろうか、それを実践できるのは、僕なんじゃないだろうか・・・・・・。


つづく 


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